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ミミガタテンナンショウ(耳形天南星) サトイモ科テンナンショウ属
本州・四国の、林下に生育する雌雄異株の多年草。
高さは20-40cm。茎は地下茎から伸びる葉鞘が何重にもなり、茎に見える偽茎。葉は2枚で小葉が7-11枚。小葉の中肋に沿って白班が入るものもある。茎頂に高さ10cm前後の1個の仏炎苞に包まれた、小さな花を周囲に密生させた棒状の花穂を付ける。花の口辺部が開出し、耳たぶ形になる。雌雄異株だが、雄株は栄養状態がよいと雌株に性転換する。
花期は4-5月。
果実は軸の周りに集合してつく液果で赤熟する。写真の黒い部分は熟した実が、落下か鳥が食べた跡。
※ テンナンショウは漢名の音読み。
花は仏炎苞下部の筒の中にあり、見えない。見えている部分は肉穂花序に付く付属体。 |
MOMOの植物写真集
1月の花
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