コメント1 |
エビネ(海老根) ラン科エビネ属
日本全土の、山地の林内や竹林などに生育する多年草。
花茎の丈は30-40cm。球茎は広卵状〜球状で長さ、径ともに約2cm。古い球茎は時に10年以上も残り、地表近くに連なる。葉は2-3枚つき、長さ15-25cmで薄く、形は長楕円形〜倒卵状披針形、先は尖り縦に5本の脈がある。基部は細い葉柄になる。冬を越すと横伏するが、数年間は枯れずに残る。新芽の展葉とともに花茎を伸長させる。2-3個の苞がある。花序の半ばより上に多数の花をつける。花はほぼ横向きに平開する。 花期は4-5月。
※ 名は横に連なる偽球茎の形を海老に見立てたもの。 |