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ホオズキ(酸漿、鬼灯) ナス科ホオズキ属
原産地は東南アジア、栽培されるが野生化もしている多年草。
丈は40-80cm。地下茎を長く伸ばして増える。葉は互生するが、ときに節に2個ずつ付いて対生しているように見え、長さ5-12cm、幅3-9cmの広卵形で細い柄があり、ふちには少数の大きな鋸歯がある。葉腋から長い花柄を出し、淡黄白色の花を下向きに付ける。花冠は杯形で直径約1.5cm、先は浅く5裂して平開し、5角形。中心部は淡緑色で、全体に白い毛が多い。花糸は葯の背面についてる。萼は短い筒状で先は5裂する。 花期は6-7月。 花後、萼は大きく伸び長さ4-6cmになり、液果を包み熟すと朱色になる。液果は径1-1.5cmの球形で赤く熟す。
※ 名は、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったという説、カメムシ(古名:ホウ、ホオ)がこの植物によく集まって吸汁することから「ホオ好き」と呼ばれるようになった」といった説もある。 |