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作成日:2006/06/10 12:01:31 JST最終更新日:2006/06/10 12:01:31 JST
作品名 みかん電車
作詞家 えれきんぐ
テーマ 冬を感じさせるポップなバラード
登録月日 2006/06/10
歌詞 スケート場にいるみたい
足の先まで震えるホーム
早く来ないかと時計を見たら
針まで凍えて止まっていた

線路の向こうから煙を吐いて
僕の目の前にやってきた
これからあの子が待っている
遠い駅まで小旅行

暖かいイスに座って
さっき買ったみかんを食べよう

皮をむいたら広がった
匂いにみんなが振り返る
おひとつどうぞとわけてあげたら
楽しい話を聞かせてくれた


静かになった車両の中で
まぶたを閉じれば浮かんでくる
会いたいと思う人がいること
これもきっと幸せだろう

暖かいイスに座って
君にもらった手紙を見てた

僕のためだけに書かれた
ひとつひとつの文字たちを
みかんの匂いが残った指で
ゆっくりゆっくりなぞっていった


赤い網の中に溜まった
甘い実のなくなった皮が
乾く頃駅に着いた

スケート場にいるみたい
足の先まで震えるホーム
早く来ないかと待ってくれた
君を見つけて走り出す

雪だるまでも作ったみたい
爪の先まで冷たくなった手
すぐに繋いで暖めてあげる
みかんの匂いが残る手で

気がつけば君の手からも
僕が食べたみかんの匂い

   

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