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DB: 症例検討会ページ
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作成日:2012/01/30 19:18:48 JST最終更新日:2012/01/30 19:19:18 JST
症例No 014 診断 左膝蓋骨内方脱臼GradeIII 種類
年齢 3 診療科目 整形外科 症状 左の後ろ足を挙げて、痛がって鳴いている。
検査 単純レントゲン検査
結果 左後肢の膝蓋骨内方脱臼と判断し、膝蓋骨脱臼整復術を施した。一週間の入院とリハビリを実施後、自宅でのリハビリと定期検査を指示し退院とした。画像左:手術前(膝蓋骨内方脱臼)、画像右:術後
画像 画像
担当医コメント 膝蓋骨は後ろ足にあり、主に膝の曲げ伸ばしをサポートしている重要な骨です。小型犬(トイプードル、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアなど)では生まれつき膝蓋骨が外れやすい子が多く、無症状で健康診断などで診断されることもあります。症状が進行すると痛みが生じたり、足をうまく地面に付けなくなる場合もあります。今回の症例のように、痛みが生じ、歩行が困難な場合には早期に外科的整復を行うことで症状を改善することができます。術後20日目の検診では、元気に診察室を走りまわてるようにまで回復しており、術後順調に経過しています。

   

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