ヘルプ English >>Smart Internet Solutions

2024/05/17 12:27:43 現在  
DB: 症例検討会ページ
Print Page 印刷用ページ
作成日:2012/03/19 19:00:53 JST最終更新日:2012/03/19 19:05:20 JST
症例No 015 診断 環軸椎亜脱臼症 種類
年齢 4 診療科目 脳神経科 症状 四肢のふらつき・頚部痛
検査 神経学的検査、レントゲン検査、MRI検査
結果 環軸椎亜脱臼症と診断し、二次診療施設にて第一頚椎(環椎)と第二頚椎(軸椎)の固定手術を行いました。現在改善傾向にあり、経過観察中です。
画像 画像
担当医コメント 第一頚椎を環椎、第二頚椎を軸椎といい、小型犬で生まれつきこの環椎と軸椎の形や靭帯に異常があり、しっかりと固定されていない場合があります。そのため、この二つの骨がガタガタと動いてしまい、中を通る脊髄を圧迫、その結果、麻痺やしびれ、頚部痛が起こります。頚部には呼吸を調節する神経なども通っているため、圧迫がひどい場合には亡くなってしまう場合もあります。その様な重度の圧迫の場合には、手術で環椎と軸椎を固定する手術を行います。

   

[ TOPへ ]