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DB: 症例検討会ページ
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作成日:2012/03/20 16:43:06 JST最終更新日:2012/03/20 16:46:05 JST
症例No 016 診断 若年性蜂窩織炎 種類
年齢 0 診療科目 皮膚科 症状 眼瞼、口周囲皮膚および包皮の浮腫
検査 一般血液検査、細胞診
結果 細胞診検査結果より、無菌性化膿性皮下組織炎と判断し、内科的治療を開始。処置開始後から、全身状態の改善と皮膚症状の消失が見られた。
画像 画像
担当医コメント 当初は右眼眼瞼結膜の局所的な炎症が認められるのみでしたが、翌日には両眼眼瞼の浮腫が認められ、包皮、口周囲と症状が急速に拡大していきました。また、治療開始後に皮下注射を行った頚部より排膿が認められました。
病理診断は行っていませんが、下顎リンパ節の腫脹と、排膿内容の細胞診で細菌を伴わない化膿性炎症像が認められたことから、若年性蜂窩織炎と診断し、ステロイドと抗生物質の投与を行いました。
上記の治療開始後から徐々に症状の改善が見られ、第36病日に症状の改善を持って治療終了としました。

   

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