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DB: 症例検討会ページ
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作成日:2012/03/20 17:09:36 JST最終更新日:2012/03/20 17:10:47 JST
症例No 018 診断 大腿骨頭壊死 種類
年齢 2 診療科目 整形外科 症状 たまに後ろ足が痛い
検査 単純レントゲン検査、病理組織学的検査
結果 単純レントゲン検査にて、右大腿骨頭の輪郭が不整に見られ、また大腿骨頭の骨吸収像が見られたことから大腿骨頭壊死を疑い、骨頭切除術を実施。摘出した骨頭を病理組織学的検査に提出したところ、確定診断を得た。
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担当医コメント 若齢のトイプードルによく見られる病気で、激しい痛みを伴わない場合、患肢をかばうように歩くため、徐々に大腿部の筋肉量が左右で差が出てきます。足を後ろに引っ張ると激しく痛みを伴うことから触診での仮診断も可能で、単純レントゲン検査でほぼ確定診断が可能です。大腿骨頭を切除してしまうため、股関節はなくなりますが、周囲筋肉が十分に発達すれば、日常生活に支障は出ません。ただし、筋肉が衰えていて手術をした場合、リハビリには半年〜1年かかることもあります。早期発見と早期治療が必要です。

   

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