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DB: 症例検討会ページ
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作成日:2011/09/04 13:09:01 JST最終更新日:2012/01/17 11:55:55 JST
症例No 007 診断 深部角膜潰瘍 種類
年齢 4 診療科目 眼科 症状 同居犬と喧嘩し、爪が眼に入って目に穴が開いた。
検査 フルオルセイン染色、スリットランプ検査
結果 潰瘍部でフルオルセイン試験要請。潰瘍中心部ではあまり染色されず。スリットランプ検査で角膜全域の浮腫、角膜実質融解、前房蓄膿が認められた。
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担当医コメント 感染を伴う深部角膜潰瘍を起こしていたため、眼瞼縫合と抗生剤の投与を行い、早急に二次診療施設において、結膜有茎弁移植を行いました。術前のスリットランプ検査では、潰瘍部はデスメ膜まで達しており、処置が遅れていれば、角膜穿孔を起こしていたことが予想されました。本症例は現在、抜糸も終わり、眼球機能を損なうこともなく、経過は良好です。眼科診療において日常的に遭遇することが多い角膜潰瘍ですが、本症例は、緊急疾患としての対応が必要な症例でした。

   

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