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(★)(ラダーシリーズ/Level 2/1300-word, Translated by Yoko Toyozaki and Stuart Varnam-Atkin)(ジョバンニは病気の母親と2人暮らしの貧しくも心やさしい少年。年に一度のケンタウル祭の夜、ふと気がつくとジョバンニは銀河鉄道に乗っていた。そこには銀河の地図を持った親友のカンパネルラが待っていた。銀河をめぐる途中、さまざまな旅人たちが2人を通り過ぎる。生と死を美しい言葉で彩り、宮沢賢治の宇宙観が凝縮された傑作。 ◆宮沢賢治 : 岩手県花巻に質屋の長男として生まれる。盛岡高等農林学校卒業後、地学者として農民のために働く一方、短歌や詩、童話などの創作に励んだ。幻想的かつユーモアと人間味の溢れる作品で、日本文学に独自の世界を築いた。代表作として、童話「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」、詩「雨ニモ負ケズ」などがある。) |