| NOTA |
(★)(Jブンガク : 英語で出会い, 日本語を味わう名作50) ◆ロバート･キャンベル／1957年､ニューヨーク生まれ。ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科修士課程修了。現在､東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は江戸時代から明治期の日本漢詩文。趣味は山歩きや観劇､仲間と美酒を酌み交わし語り合うこと。共著に「古典日本語の世界(東京大学出版会､2007年)」､「海外見聞集(2009年)」､編著に「読むことの力(講談社選書メチエ､2004年)」､「江戸の声(東京大学出版会､2006年)」などがある。 ▼目次／ ●I.諸君､集合!(学びのJブンガク)／1章ｰ福沢諭吉｢学問のすゝめ｣／2章ｰ夏目漱石｢三四郎｣／3章ｰ久米正雄｢受験生の手記｣／4章ｰ山田詠美｢ぼくは勉強ができない｣／ ●II.その海を越えて(世界へ飛び出すJブンガク)／5章ｰ井原西鶴｢好色一代男｣／6章ｰ久米邦武｢米欧回覧実記｣／7章ｰ森鴎外｢舞姫｣／8章ｰ開高健｢オーパ!｣／ ●III.お恨みを伝えまいらせそうろう(恋文のJブンガク)／9章ｰ作者不詳｢薄雪物語｣／10章ｰ井原西鶴｢万の文反古｣／11章ｰ岡本かの子｢或る男の恋文書式｣／12章ｰ谷崎潤一郎｢松子夫人への手紙｣／ ●IV.ハッとする一瞬(慌てて驚くJブンガク)／13章ｰ作者不詳｢平家物語｣／14章ｰ曲亭馬琴｢南総里見八犬伝｣／15章ｰ尾崎紅葉｢金色夜叉｣／16章ｰ徳富蘆花｢思出の記｣／ ●V.食べることは生きること(食道楽のJブンガク)／17章ｰ柏木如亭｢詩本草｣／18章ｰ仮名垣魯文｢安愚楽鍋｣／19章ｰ北原白秋｢桐の花｣／20章ｰ河野多恵子｢骨の肉｣／ ●VI.数え上げ､世界を見つめなおす(楽しみ数えるJブンガク)／21章ｰ清少納言｢枕草子｣／22章ｰ自堕落先生｢労四狂｣／23章ｰ橘曙覧｢独楽吟｣／24章ｰ野坂昭如｢アメリカひじき｣／ ●VII.わざわいを刻み込む(災害のJブンガク)／25章ｰ鴨長明｢方丈記｣／26章ｰ大田南畝｢夢の浮橋｣／27章ｰ幸田文｢きもの｣／28章ｰ谷崎潤一郎｢細雪｣／ ●VIII.旅の苦労は人生の宝なり(貧乏と放浪のJブンガク)／29章ｰ松尾芭蕉｢奥の細道｣／30章ｰ若山牧水｢海の声｣／31章ｰ中里介山｢大菩薩峠｣／32章ｰ林芙美子｢放浪記｣／ ●IX.日常に亀裂が走る(恐怖とスリルのJブンガク)／33章ｰ浅井了意｢伽婢子｣／34章ｰ内田百閒｢冥途｣／35章ｰ江戸川乱歩｢屋根裏の散歩者｣／36章ｰ川上弘美｢蛇を踏む｣／ ●X.縁日の風景(祭りのJブンガク)／37章ｰ二葉亭四迷｢浮草｣／38章ｰ宮沢賢治｢祭の晩｣／ ●XI.降り立つ美女(愛と誘惑のJブンガク)／39章ｰ作者不詳｢竹取物語｣／40章ｰ上田秋成｢雨月物語｣／41章ｰ幸田露伴｢風流仏｣／42章ｰ三島由紀夫｢黒蜥蜴｣／ ●XII.愛憎のブラッド･ブラザーズ(兄弟のJブンガク)／43章ｰ作者不詳｢曽我物語｣／44章ｰ近松門左衛門｢心中天の網島｣／45章ｰ井上ひさし｢汚点｣／46章ｰ江國香織｢間宮兄弟｣／ ●XIII.港へ向かう途中(海上のJブンガク)／47章ｰ紀貫之｢土佐日記｣／48章ｰ有島武郎｢或る女｣／49章ｰ小林多喜二｢蟹工船｣／50章ｰ石原慎太郎｢太陽の季節｣／ ◎ブンガクこらむ／日本文学を日本語で読むということ／日本文学を英語で読むということ／日本文学を日本語と英語で読みくらべるということ／) |
BASE de DATOS, Biblioteca del Centro Cultural de la Embajada de Japon
印刷用ページ