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(★)(原題 : Out of Eden : the peopling of the world [Stephen Oppenheimer]、1.原生人類はアフリカで生まれた。一度は絶滅しかかったわれわれの祖先は、やがてアフリカを旅立つ。だがその旅立ちはたった一度しか成功しなかったという。なぜか? そしてアジアへ、オーストラリアへ、ヨーロッパへ、アメリカへ。人類は驚くべき速度で世界各地へ拡がっていった。気候の激変、火山の大噴火、海水面の大変動、さまざまな危機を乗り越えて−− 一体いかにして、どの道を通って、われわれは今ここにいるのか? その足跡はいかなる形でわれわれに受け継がれているのか? 遺伝子に刻まれた人類の壮大な歴史を読み解き、化石記録と気候学からその足どりを追う! 人類史の常識を覆す画期的な書。 2.スティーヴン・オッペンハイマー : オクスフォード大学人間科学研究所リサーチ・アソシエイト。DNA研究を考古学や気候学などの知見と結びつけ、古代の移動を跡づける研究で世界に知られる。) |