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(★)(政治家の妻であり、息子のために描いた絵本「あおぞらリボン」がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実を公表しろ」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は・・・。絵本「あおぞらリボン(作・みなとかなえ、絵・すやまゆうか)」を特別収録。◆湊かなえ〜1973年広島生まれ。2007年に「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録した「告白」は、第6回本屋大賞を受賞した。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。その他の作品に「少女」「贖罪」「夜行観覧車」「Nのために」「母性」「リバース」など多数。) |