NOTA |
(★)(私の研究生活の集大成として、なぜ経済政策が、そして特に日本の金融政策がこうも間違えるのかに関して、インタビューを行っている。すでに六十人以上から聞き取りを行っているが、そのなかには、教科書でも有名なグレゴリー・マンキュー、ウィリアム・ノードハウス、ベンジャミン・フリードマン、マルティン・フェルドスタイン、デール・ジョルゲンソン、ロバート・シラー等の泰斗が含まれる。そこであらためて分かったことがある。外国人学者のほとんどすべては、潜在成長率のはるか下で運営されている日本経済を「ナンセンスだ」と考えているのだ。そう、アメリカは、いや世界は、日本経済が不変の法則に則って運営されさえすれば直ちに復活し、成長著しいアジア経済を取り込み、再び輝きを放つことができることを知っている。ーー[まえがき]より要約/ ▼目次/ ●序章/教え子、日銀総裁への公開書簡 ●第一章/経済学二〇〇年の常識を無視する国 ●第二章/日銀と財務省のための経済政策 ●第三章/天才経済学者たちが語る日本経済 ●第四章/それでも経済学は日本を救う ●第五章/二〇一二年一四日の衝撃 ●第六章/増税前に絶対必要な政策 ●第七章/「官報複合体」の罠 ●終章/日本はいますぐ復活する) |