一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10081	古ばゝが肩にかけたり蛇の衣	ふるばばが　かたにかけたり　へびのきぬ	3夏	人事	蛇	文政句帖	文政8	355
10082	古ばゝがかたにかけゝり蛇の衣	ふるばばが　かたにかけけり　へびのきぬ	3夏	人事	蛇	嘉永版		355	異
10083	神風や蛇が教へる山の道	かみかぜや　へびがおしえる　やまのみち	3夏	人事	蛇	希杖本		355
10084	蟾十面作て並びけり	ひきがえる　じゅうめんつくって　ならびけり	3夏	人事	蟇蛙	七番日記	文化10	355
10085	云ぶんのあるつらつきや引がへる	いいぶんの　あるつらつきや　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	七番日記	文化14	355
10086	雨あらし鑓もふれとやひきが顔	あめあらし　やりもふれとや　ひきがかお	3夏	人事	蟇蛙	七番日記	文政1	355
10087	大蟾は隠居気どりやうらの藪	おおひきは　いんきょきどりや　うらのやぶ	3夏	人事	蟇蛙	七番日記	文政1	355
10088	ひき鳴や麦殻笛とかけ合に	ひきなくや　むぎがらぶえと　かけあいに	3夏	人事	蟇蛙	七番日記	文政1	355
10089	稲妻につむりなでけり引蟇	いなづまに　つむりなでけり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	八番日記	文政2	355
10090	稲妻につぶり撫けり引蟇	いなづまに　つぶりなでけり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	梅塵八番		355	異
10091	稲妻に天窓なでけり引蟇	いなづまに　あたまなでけり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	おらが春		355	異
10092	稲妻にいなづまの天窓撫けり	いなづまに　いなづまのあたま　なでてけり	3夏	人事	蟇蛙	発句集続篇			異
10093	霧に乗目付して居る蟇かな	きりにのる　めつきしている　ひいきかな	3夏	人事	蟇蛙	八番日記	文政2	355
10094	霧に眠る目付して居る蟇かな	きりにねむる　めつきしている　ひいきかな	3夏	人事	蟇蛙	嘉永版		355	異
10095	霧に乗目付して居る烏かな	きりにのる　めつきしている　からすかな	3夏	人事	蟇蛙	梅塵八番		355	異
10096	雲を吐く口つきしたり引蟇	くもをはく　くちつきしたり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	おらが春	文政2	355
10097	蟾どのゝ妻や待らん子鳴らん	ひきどのの　つまやまつらん　こなくらん	3夏	人事	蟇蛙	八番日記	文政2	355
10098	一雫天窓なでけり引がへる	ひとしずく　あたまなでけり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	おらが春	文政2	355
10099	曲出るは此藪の蟾にて候	きょくいづるは　このやぶのひき　にてそうろう	3夏	人事	蟇蛙	八番日記	文政2	355
10100	まかり出たるものは蟾にて候	まかりいで　たるものはひきにて　そうろう	3夏	人事	蟇蛙	梅塵八番		355	異