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マムシグサ(蝮草) サトイモ科テンナンショウ属
北海道・近畿地方以北の本州の、山地に生育する多年草。
偽茎は高さ20-80cm。球茎は平たい円形で地下にある。偽茎は、葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたもので、紫褐色のまだらな模様がある。葉は普通2枚で小葉は9-17枚。仏炎苞は長さ5-6.5p、暗紫褐色を帯び、縁はやや広く反り返る。舷部は長さ7〜12pと長く、筒部を覆うように曲がる。雌雄異株だが、栄養状態により性転換し、栄養状態が良いと雌花になる。 花期は5-7月。
※ 写真のマムシグサ(蝮草)またはオオマムシグサ(大蝮草)とアオマクシグサ(青蝮草)は、区別または同一種とする説がある。 名は仏炎苞が蝮が鎌首を上げた時に似る、または茎の模様が蝮の模様に似るという説がある。 |