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カタクリ(片栗) ユリ科カタクリ属
北海道・本州・四国・九州の、山野に群生する多年草。
花茎の下部に通常2枚で幅2.5-6.5 cm程の長楕円形の葉がある。葉には通常暗紫色の模様がある。早春に10cm程の花茎を伸ばし、先端に径4-5cmの花を一つ下向きに咲かせる。花被片と雄しべは6個、雄蕊は長短3本ずつあり、葯は暗紫色。 花期は3-5月。 ※ 7-8年の1枚葉の時期を経て鱗茎を育てた後、2枚葉の個体となって開花する。早春に花を付け、その後は地上部が枯れるスプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つ。 |