コメント1 |
トウネズミモチ(唐鼠黐) モクセイ科イボタノキ属
中国原産の帰化植物で、宮城・福島県、関東以西の本州・四国・九州で、公園・街路の植栽が野生化している常緑小高木。
樹高は10-15m。良く分枝する。葉は対生し、葉身は長さ6-12cm、幅3-5cmの卵状楕円形。縁は全縁で先は尖る。厚い皮質で表面は濃緑色で光沢がある。新枝の先に長さ10-20cmの円錐花序を出し、白い小さな花を多数付ける。花冠は長さ3-4mmの筒状漏斗形で、中程まで4裂し、裂片は平開する。雄蕊は2個で、葯は花筒から突き出る。 花期は6-7月。 果実は長さ8-10mm、径5-6mmの楕円形。10-12月に黒紫色に熟し、白い粉を被る。
※ 明治初期に渡来。盛んに植栽された。繁殖力が強く、要注意外来生物に指定されている。 |