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Detail 発句(俳句) 読み 季題1 出典
4241 じつとして馬に鼾るゝ蛙哉じっとして うまにかがるる かえるかな2春文政句帖
4242 ちさ蛙こしやくな口をたゝく也ちさがえる こしゃくなくちを たたくなり2春文政句帖
4243 どつさりと居り込だる蛙哉どっさりと すわりこんだる かえるかな2春文政句帖
4244 傍杭に江戸を詠る蛙哉ぼうくいに えどをながむる かえるかな2春文政句帖
4245 きつとして江戸を詠る蛙哉きっとして えどをながむる かえるかな2春自筆本
4246 豊年の図にのつてなく蛙哉ほうねんの ずにのってなく かえるかな2春文政句帖
4247 山吹へ片手で下る蛙哉やまぶきへ かたてでさがる かえるかな2春文政句帖
4248 山吹に片手で下る蛙哉やまぶきに かたてでさがる かえるかな2春文政句帖
4249 山吹へ片手でぶらり蛙哉やまぶきへ かたてでぶらり かえるかな2春発句鈔追加
4250 芦の葉に達磨もどきの蛙哉あしのはに だるまもどきの かえるかな2春文政句帖
4251 じくなんで茨をくゞる蛙哉じくなんで いばらをくぐる かえるかな2春文政句帖
4252 今の間に一喧嘩して啼かはづいまのまに ひとけんかして なくかわず2春希杖本
4253 薄縁やどさり居て鳴く蛙うすべりや どさりすわって なくかえる2春浅黄空
4254 大榎小楯に取て啼かはづおおえのき こだてにとりて なくかわず2春希杖本
4255 御地蔵の膝にすはつてなく蛙おじぞうの ひざにすわって なくかえる2春発句鈔追加
4256 御社へじくなんで入るかはづ哉おやしろへ じくなんでいる かわずかな2春浅黄空
4257 けふ明し窓の月よやなく蛙きょうあけし まどのつきよや なくかえる2春遺稿
4258 供部屋にさはぎ勝なり蛙酒ともべやに さわぎかつなり かえるざけ2春発句鈔追加
4259 鳴蛙花の世の中よかるべしなくかえる はなのよのなか よかるべし2春遺稿
4260 寝た牛の頭にすはるかはずかなねたうしの あたまにすわる かわずかな2春発句鈔追加

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