一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10101	まかり出たるは蟾にて候	まかりいで　たるはひき　にてそうろう	3夏	人事	蟇蛙	おらが春		355	異
10102	仡として蚊に喰るゝや引がへる	きつとして　かにくわるるや　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	文政句帖	文政5	355
10103	蟾笑ふて損をしたのだか	ひきがえる　わろうてそんを　したのだか	3夏	人事	蟇蛙	文政句帖	文政5	355
10104	蟾我をつく～゛ねめつける	ひきがえる　われをつくづく　ねめつける	3夏	人事	蟇蛙	文政句帖	文政5	355
10105	つくねんと愚を守る也引がへる	つくねんと　ぐをまもるなり　ひきがえる	3夏	人事	蟇蛙	文政句帖	文政6	355
10106	ふるや雨なくやはやしの蛙哉	ふるやあめ　なくやはやしの　かえるかな	3夏	人事	雨蛙	寛政句帖	寛政６	355
10107	梢から立小便や青がへる	こずえから　たちしょうべんや　あおがえる	3夏	人事	雨蛙	八番日記	文政4	355
10108	高うは厶りますれど木から蛙哉	たかうは　ござりますれど　きからかえるかな	3夏	人事	雨蛙	文政句帖	文政6	355
10109	手にとれば小便したり青かいる	てにとれば　しょうべんしたり　あおかいる	3夏	人事	雨蛙	発句集続篇		19	新１４７
10110	馬の屁に目覚て見れば飛ほたる	うまのへに　めざめてみれば　とぶほたる	3夏	人事	蛍	寛政句帖	寛政4	355
10111	盃に散れや糺のとぶほたる	さかづきに　ちれやただすの　とぶほたる	3夏	人事	蛍	寛政句帖	寛政4	355
10112	松島やほたるが為の一里塚	まつしまや　ほたるがための　いちりづか	3夏	人事	蛍	寛政句帖	寛政4	355
10113	植込みにきのふのまゝのほたる哉	うえこみに　きのうのままの　ほたるかな	3夏	人事	蛍	書簡	寛政10	355
10114	ほたるよぶよこ顔過るほたる哉	ほたるよぶ　よこがおよぎる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	書簡	寛政10	356
10115	片照りの軒にたよ～ほたる哉	かたでりの　のきにたよたよ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	享和二句記	享和２	356
10116	今植し草とも見ゆれとぶ蛍	いまうえし　くさともみゆれ　とぶほたる	3夏	人事	蛍	文化句帖	文化1	356
10117	風道を塞ぐ枝より蛍哉	かざみちを　ふさぐえだより　ほたるかな	3夏	人事	蛍	文化句帖	文化1	356
10118	けしからぬ夕晴人やとぶ蛍	けしからぬ　ゆうばれひとや　とぶほたる	3夏	人事	蛍	文化句帖	文化1	356
10119	小竹さへよそのもの也とぶ蛍	こたけさえ　よそのものなり　とぶほたる	3夏	人事	蛍	文化句帖	文化1	356
10120	とぶ蛍家のうるさき夜也けり	とぶほたる　いえのうるさき　よなりけり	3夏	人事	蛍	文化句帖	文化1	356