一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10241	出支度の飯の暑やとぶ蛍	でじたくの　めしのあつさや　とぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10242	手(の)皺に蹴つまづ(い)たる蛍かな	てのしわに　けつまづいたる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10243	出よ蛍錠をおろすぞ出よ蛍	でよほたる　じょうをおろすぞ　でよほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10244	ばつ～と蛍掃おろす屁哉	ばつばつと　ほたるはきおろす　へかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10245	はつ蛍なんなく出たりけり	はつぼたる　なんなく　でたりけり	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10246	はつ蛍仏の膝へ逃げ入ぬ	はつぼたる　ほとけのひざへ　にげいりぬ	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10247	懐を通り抜たる蛍かな	ふところを　とおりぬけたる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10248	古桶に稲葉そよぎてとぶ蛍	ふるおけに　いなばそよぎて　とぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10249	蛍火や庵を横竪十文字	ほたるびや　いおをよこたて　じゅうもんじ	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10250	蛍見の案内するや庵の犬	ほたるみの　あないやするや　いおのいぬ	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10251	行蛍尻見よ観音～と	ゆくほたる　しりみよかんのん　かんのんと	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10252	我宿に鼻つかへてや行蛍	わがやどに　はなつかえてや　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10253	我宿や棚捜して行蛍	わがやどや　たなさがしして　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	360
10254	うんつくやどたり転んであれ蛍	うんつくや　どたりころんで　あれほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化13	360
10255	さはぐなよ捨ておいても来る蛍	さわぐなよ　すてておいても　くるほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化13	360
10256	辷たをそれ見たかとや行蛍	すべったを　それみたかとや　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化13	360
10257	草庵はまづいやらして行蛍	そうあんは　まずいやらして　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化13	360
10258	とぶ蛍女の髪につな(が)れな	とぶほたる　おんなのかみに　つながれな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化13	360
10259	はつ蛍女の髪につな(が)れな	はつほたる　おんなのかみに　つながれな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	360	異
10260	初ほたる女の髪につながるゝ	はつほたる　おんなのかみに　つながるる	3夏	人事	蛍	発句集続篇			異