一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10301	二三遍人をきよくつて行蛍	にさんべん　ひとをきょくって　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	おらが春	文政2	361
10302	這ふ蛍極しの皺(に)けころぶな	はうほたる　きわしのしわに　けころぶな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10303	初蛍上手の手で(も)もりにけり	はつほたる　じょうずのてでも　もりにけり	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10304	初蛍上手の手からもりにけり	はつほたる　じょうずのてから　もりにけり	3夏	人事	蛍	梅塵八番		361	異
10305	はつ蛍其手はくはぬとびぶりや	はつほたる　そのてはくわぬ　とびぶりや	3夏	人事	蛍	おらが春	文政2	361
10306	飛蛍其手はくはぬ～とや	とぶほたる　そのてはくわぬ　くわぬとや	3夏	人事	蛍	おらが春		361	異
10307	初蛍我を曲つて走りけり	はつほたる　われをきょくって　はしりけり	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10308	鼻紙に引つゝんでもほたるかな	はながみに　ひっつつんでも　ほたるかな	3夏	人事	蛍	梅塵八番	文政2	361
10309	蕗の葉に引つゝんでもほたるかな	ふきのはに　ひっつつんでも　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	361
10310	人声の方へやれ～はつ蛍	ひとごえの　ほうへやれやれ　はつほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10311	へろ～の神向方に来よ蛍	へろへろの　かみむくほうに　こよほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10312	へろ～の神むく方へ来よ蛍	へろへろの　かみむくほうへ　こよほたる	3夏	人事	蛍	梅塵八番		361	異
10313	蛍来よ我拵し白露に	ほたるこよ　われこしらえし　しらつゆに	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10314	蛍火やだまつて居れば天窓まで	ほたるびや　だまっていれば　あたままで	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	361
10315	とゞまつて居れば天窓迄蛍かな	とどまって　いればあたままで　ほたるかな	3夏	人事	蛍	希杖本		362	異
10316	蛍屋が蛍夜逃をしたりけり	ほたるやが　ほたるよにげを　したりけり	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	362
10317	娘見よ身を売れつゝ行蛍	むすめみよ　みをうられつつ　ゆくほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	362
10318	痩たりな門の蛍にいたる迄	やせたりな　かどのほたるに　いたるまで	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	362
10319	やつれたり夏の蛍にいたる迄	やつれたり　なつのほたるに　いたるまで	3夏	人事	蛍	梅塵八番		362	異
10320	痩蛍ふはり～(と)ながらふる	やせほたる　ふわりふわりと　ながらふる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政2	362