一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10461	孑孑の拍子をのぞく小てふ哉	ぼうふりの　ひょうしをのぞく　こちょうかな	3夏	動物	ぼうふり	八番日記	文政4	366
10462	孑孑の杓子をのぞく小てふ哉	ぼうふりの　しゃくしをのぞく　こちょうかな	3夏	動物	ぼうふり	梅塵八番		366	異
10463	孑孑もふれ御祭ぞやれこらさ	ぼうふりも　ふれおまつりぞ　やれこらさ	3夏	動物	ぼうふり	八番日記	文政4	366
10464	よるはよしよ孑孑見ても涼まろふ	よるはよしよ　ぼうふりみても　すずまろう	3夏	動物	ぼうふり	八番日記	文政4	366
10465	脇見すな虫も棒ふる江戸(の)町	わきみすな　むしもぼうふる　えどのまち	3夏	動物	ぼうふり	八番日記	文政4	366
10466	脇見すな虫も棒ふる江戸の水	わきみすな　むしもぼうふる　えどのみず	3夏	動物	ぼうふり	文政句帖	文政5	366	異
10467	孑孑や息をもつかず長の日に	ぼうふりや　いきをもつかず　ながのひに	3夏	動物	ぼうふり	文政句帖	文政5	366
10468	孑孑や小便無用～とて	ぼうふりや　しょうべんむよう　むようとて	3夏	動物	ぼうふり	文政句帖	文政5	366
10469	孑孑や夜は拮講な堀の月	ぼうふりや　よるはけっこうな　ほりのつき	3夏	動物	ぼうふり	文政句帖	文政5	366
10470	孑孑よせい出してふれ翌は盆	ぼうふりよ　せいだしてふれ　あすはぼん	3夏	動物	ぼうふり	文政句帖	文政5	366
10471	通し給へ蚊蝿の如き僧一人	とおしたまえ　かはえのごとき　そうひとり	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政4	367
10472	蚊を焼くや紙燭にうつる妹が顔	かをやくや　しそくにうつる　いもがかお	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政5	367
10473	只一つ耳際に蚊の羽かぜ哉	ただひとつ　みみきわにかの　はかぜかな	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政5	367
10474	戸迷や蚊の声さぐる木賃宿	とまどいや　かのこえさぐる　きちんやど	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政5	367
10475	人ありて更て蚊たゝく庭の月	ひとありて　ふけてかたたく　にわのつき	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政5	367
10476	雨垂の内外にむるゝ藪蚊哉	あまだれの　うちとにむるる　やぶかかな	3夏	動物	蚊	寛政句帖	寛政６	367
10477	桶あてるちよろ～滝や蚊の声	おけあてる　ちょろちょろたきや　かのこえ	3夏	動物	蚊	享和句帖	享和3	367
10478	追れ～蚊の湧く草を寝所哉	おわれおわれ　かのわくくさを　ねどこかな	3夏	動物	蚊	享和句帖	享和3	367
10479	蚊を殺す紙?にうつる白髪哉	かをころす　しそくにうつる　しらがかな	3夏	動物	蚊	享和句帖	享和3	367
10480	蚊のゆふべ坊主にされし一木哉	かのゆうべ　ぼうずにされし　ひときかな	3夏	動物	蚊	享和句帖	享和3	367