一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10681	蠅負や花なでしこに及ぶ迄	はえおうや　はななでしこに　およぶまで	3夏	動物	蠅	文化句帖	文化5	373
10682	帰れ蠅(庵)は何なと草の咲	かえれはえ　いおはなんなと　くさのさく	3夏	動物	蠅	七番日記	文化10	373
10683	さはぐなら外がましぞよ庵(の)蠅	さわぐなら　そとがましぞよ　いおのはえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化10	373
10684	蠅打の四五寸先の小てふ哉	はえうちの　しごすんさきの　こちょうかな	3夏	動物	蠅	七番日記	文化10	373
10685	我庵の蠅をも連て帰りけり	わがいおの　はえをもつれて　かえりけり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化10	373
10686	蠅とって口が達者なばかり也	はえとって　くちがたっしゃな　ばかりなり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化11	373
10687	蠅一つ打てはなむあみ(だ)仏哉	はえひとつ　うってはなむあみだぶつかな	3夏	動物	蠅	七番日記	文化11	373
10688	蠅を打つ度になむあみ(だ)仏哉	はえをうつ　たびになむあみだぶつかな	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政7	373	異
10689	蠅一つうてばなむあみ(だ)仏哉	はえひとつ　うてばなむあみだぶつかな	3夏	動物	蠅	発句鈔追加他		373	異
10690	我宿の蠅とり猫と諷ひけり	わがやどの　はえとりねこと　うたいけり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化11	373
10691	小童に打るゝ蠅もありにけり	こわらわに　うたるるはえも　ありにけり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	373
10692	谷汲に蠅も納て出たりけり	たにぐみに　はえもおさめて　でたりけり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	373
10693	蠅打やあみだ如来の御天窓	はえうつや　あみだにょらいの　おんあたま	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	373
10694	蠅寺や神の下らせ給ふとて	はえでらや　かみのくだらせ　たまうとて	3夏	動物	蠅	真蹟	文化12	373
10695	蠅除の草を釣して又どこへ	はえよけの　くさをつるして　またどこへ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	374
10696	蠅除の草を釣してさてどこへ	はえよけの　くさをつるして　さてどこへ	3夏	動物	蠅	句稿消息		374	異
10697	蠅除の草もつるして扨どこえ	はえよけの　くさもつるして　さてどこへ	3夏	動物	蠅	杖の竹		374	異
10698	飯欠もそまつにせぬや御代の蠅	めしかけも　そまつにせぬや　みよのはえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	374
10699	留主にするぞ恋して遊べ庵の蠅	るすにするぞ　こいしてあそべ　いおのはえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化12	374
10700	ことしや世がよいとや申蠅の声	ことしゃよが　よいとやもうす　はえのこえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374