一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10701	武士に蠅を追する御馬哉	さむらいに　はえをおわする　おうまかな	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374
10702	武士に蠅を追せる御馬哉	さむらいに　はえをおわせる　おうまかな	3夏	動物	蠅	文政版		374	異
10703	すりこ木で蠅を追けりとろゝ汁	すりこぎで　はえをおいけり　とろろじる	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374
10704	蠅打に花さく草も打れけり	はえうちに　はなさくくさも　うたれけり	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374
10705	蠅追を二人供しけり未亡人	はえおいを　ふたりともしけり　みぼうじん	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374
10706	我出れば又出たりけり庵の蠅	われでれば　またでたりけり　いおのはえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374
10707	我出れば又出たりけり草の家	われでれば　またでたりけり　くさのいえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化13	374	異
10708	おのれ迄二世安楽か笠の蠅	おのれまで　にせあんらくか　かさのはえ	3夏	動物	蠅	七番日記	文化14	374
10709	一日は蠅のきげんも直りけり	いちにちは　はえのきげんも　なおりけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10710	縁の蠅手をする所を打れけり	えんのはえ　てをするところを　うたれけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10711	腕の蠅手をする所を打れけり	うでのはえ　てをするところを　うたれけり	3夏	動物	蠅	梅塵八番		374	異
10712	親しらず蠅もしつかりおぶさりぬ	おやしらず　はえもしっかり　おぶさりぬ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10713	御首にはいが三疋とふまつた	おんくびに　はえがさんびき　とうまった	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10714	かくれ家は蠅も小勢でくらしけり	かくれがは　はえもこぜいで　くらしけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10715	笠の蠅も(う)けふから(は)江戸者ぞ	かさのはえ　もうきょうからは　えどものぞ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10716	笠の蠅我より先へかけ入ぬ	かさのはえ　われよりさきへ　かけいりぬ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10717	しつかりと蠅もおぶさる九十川	しっかりと　はえもおぶさる　くじゅうがわ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10718	ぬり盆にころりと蠅の辷りけり	ぬりぼんに　ころりとはえの　すべりけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10719	蠅打ば蝉もこそ～去にけり	はえうてば　せみもこそこそ　さりにけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10720	蠅打ば蝶もそこ～去にけり	はえうてば　ちょうもそこそこ　さりにけり	3夏	動物	蠅	梅塵八番		374	異