一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10741	出始の蠅やしぶ～這畳	ではじめの　はえやしぶしぶ　はうたたみ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10742	堂の蠅珠数する人の手をまねる	どうのはえ　じゅずするひとの　てをまねる	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10743	初蠅や客より先へ青だゝみ	はつはえや　きゃくよりさきへ　あおだたみ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10744	群蠅を口で追けり門の犬	むればえを　くちでおいけり　かどのいぬ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10745	屎蠅を口で追けり門の犬	くそばえを　くちでおいけり　かどのいぬ	3夏	動物	蠅	梅塵八番		375	異
10746	群蠅の逃た迹打皺手哉	むればえの　にげたあとうつ　しわでかな	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10747	やれ打な蠅が手をすり足をする	やれうつな　はえがてをすり　あしをする	3夏	動物	蠅	梅塵八番	文政4	375
10748	やよ打な蠅が手をすり足をする	やようつな　はえがてをすり　あしをする	3夏	動物	蠅	八番日記		375	異
10749	やれ打な蠅は手をすり足をする	やれうつな　はえはてをすり　あしをする	3夏	動物	蠅	関清水初篇		375	異
10750	それうつな蠅は手もする足もする	それうつな　はえはてもする　あしもする	3夏	動物	蠅	花鳥文庫		375	異
10751	青畳音して蠅のとびにけり	あおだたみ　おとしてはえの　とびにけり	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375
10752	安房猫蠅をとるのが仕事哉	あほうねこ　はえをとるのが　しごとかな	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375
10753	打て～と逃て笑ふ蠅の声	うてうてと　のがれてわらう　はえのこえ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375
10754	とく逃よにげよ打たれなそこの蠅	とくにげよ　にげようたれな　そこのはえ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375
10755	なぐさみに猫がとる也窓の蠅	なぐさみに　ねこがとるなり　まどのはえ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375
10756	なぐさみに蠅などとるや庵の猫	なぐさみに　はえなどとるや　いおのねこ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政5	375	異
10757	から紙のもやうになるや蠅の屎	からかみの　もようになるや　はえのくそ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政6	375
10758	人有れば蠅あり仏ありにけり	ひとあれば　はえありほとけ　ありにけり	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政6	375
10759	客人のおきみやげ也門の蠅	きゃくじんの　おきみやげなり　かどのはえ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政6	375
10760	耳たぼに蠅が三疋とまりけり	みみたぼに　はえがさんびき　とまりけり	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政6	375