一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10781	僧正の頭の上や蠅つるむ	そじょうの　あたまのうえや　はえつるむ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政8	376
10782	客人の頭の上や蠅つるむ	きゃくじんの　あたまのうえや　はえつるむ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政8	376	異
10783	無常鐘蠅虫めらもよつくきけ	むじょうがね　はえむしめらも　よっくきけ	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政8	376
10784	山おく(は)茸も蠅を殺す也	やまおくは　きのこもはえを　ころすなり	3夏	動物	蠅	文政句帖	文政8	376
10785	草の葉や世の中よしと蠅さはぐ	くさのはや　よのなかよしと　はえさわぐ	3夏	動物	蠅	嘉永版
10786	田がよいぞ～とや蠅さはぐ	たがよいぞ　たがよいぞとや　はえさわぐ	3夏	動物	蠅	希杖本		376
10787	夢の世と亀を笑ふかぶゆの声	ゆめのよと　かめをわらうか　ぶゆのこえ	3夏	動物	蚋	七番日記	文化9
10788	川中へ蚤を飛ばする旦哉	かわなかへ　のみをとばする　あしたかな	3夏	動物	蚤	西紀書込	寛政中	376
10789	泉中へ蚤を飛ばする旦哉	せんちゅうへ　のみをとばする　あしたかな	3夏	動物	蚤	西紀書込		376	異
10790	蚤まけの顔に遠きや小行灯	のみまけの　かおにとおきや　こあんどん	3夏	動物	蚤	遺稿	寛政中	376
10791	むく起に蚤はなちやる川辺哉	むくおきに　のみはなちやる　かわべかな	3夏	動物	蚤	西紀書込	寛政中	376
10792	むく起や蚤を放に川辺迄	むくおきや　のみをはなしに　かわべまで	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	376	異
10793	むく起や蚤をとばせに川原迄	むくおきや　のみをとばせに　かわはらまで	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	376	異
10794	むさしのへ蚤をとばする夜明哉	むさしのへ　のみをとばする　よあけかな	3夏	動物	蚤	遺稿	寛政中	376
10795	夜～にかまけら(れ)たる蚤蚊哉	よるよるに　かまけられたる　のみかかな	3夏	動物	蚤	終焉日記	享和１	376
10796	放し亀蚤も序にとばす也	はなしがめ　のみもついでに　とばすなり	3夏	動物	蚤	享和二句記	享和２	376
10797	風も吹月もさしけり蚤の宿	かぜもふき　つきもさしけり　のみのやど	3夏	動物	蚤	享和句帖	享和3	376
10798	草の蚤はら～もどる火かげ哉	くさののみ　はらはらもどる　ほかげかな	3夏	動物	蚤	享和句帖	享和3	376
10799	草の蚤ばらり～ともどる也	くさののみ　ばらりばらりと　もどるなり	3夏	動物	蚤	文化句帖	文化5	377	異
10800	痩蚤の矢指が浦の曇り哉	やせのみの　やさしがうらの　くもりかな	3夏	動物	蚤	享和句帖	享和3	377