一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10841	門の蚤犬がまぶつて走りけり	かどののみ　いぬがまぶって　はしりけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文化12	378
10842	猫の子が蚤すりつける榎かな	ねこのこが　のみすりつける　えのきかな	3夏	動物	蚤	七番日記	文化12	378
10843	借直し～ても蚤莚	かりなおし　かりなおしても　のみむしろ	3夏	動物	蚤	七番日記	文化13	378
10844	飛下手の蚤のかわいさまさりけり	とびべたの　のみのかわいさ　まさりけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文化13	378
10845	蚤とばす程は草花咲にけり	のみとばす　ほどはくさばな　さきにけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文化13	378
10846	蚤放す程は草花咲にけり	のみはなす　ほどはくさばな　さきにけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文化13	378	異
10847	蚤放つ程は草花咲にけり	のみはなつ　ほどはくさばな　さきにけり	3夏	動物	蚤	句稿消息		378
10848	蚤どもも隠るゝすべはしりにけり	のみどもも　かくるるすべは　しりにけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文化13	378
10849	蚤噛んだ口でなむあみだ(仏)哉	のみかんだ　くちでなむあみ　だぶつかな	3夏	動物	蚤	七番日記	文化14	378
10850	蚤噛んだ口で口に南無阿弥だ(仏)哉	のみかんだ　くちでくちになむあみ　　だぶつかな	3夏	動物	蚤	発句集続篇			調
10851	子の蚤を休み仕事に拾けり	こののみを　やすみしごとに　ひろいけり	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	378
10852	蚤の迹かぞへながらに添乳哉	のみのあと　かぞえながらに　そえぢかな	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	378
10853	蚤の迹かぞへながらも添乳哉	のみのあと　かぞえながらも　そえぢかな	3夏	動物	蚤	発句鈔追加		378
10854	蚤の迹吹て貰ふてなく子哉	のみのあと　ふいてもらうて　なくこかな	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	378
10855	一莚蚤を棄るぞのけ蛙	ひとむしろ　のみをすてるぞ　のけかえる	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	378
10856	継つ子や昼寝仕事に蚤拾ふ	ままっこや　ひるねしごとに　のみひろう	3夏	動物	蚤	七番日記	文政1	378
10857	草原にこすり落や猫の蚤	そうげんに　こすりおとすや　ねこののみ	3夏	動物	蚤	八番日記	文政2	378
10858	猫の蚤こすりおとすや草原へ	ねこののみ　こすりおとすや　そうげんへ	3夏	動物	蚤	だん袋他		378	異
10859	とぶな蚤それ～そこが角田川	とぶなのみ　それそれそこが　すみだがわ	3夏	動物	蚤	八番日記	文政2	378
10860	とべよ蚤同じ事なら蓮の上	とべよのみ　おなじことなら　はすのうえ	3夏	動物	蚤	八番日記	文政2	378