一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10881	としよりも蚤を追ふ目はかすまぬか	としよりも　のみをおうめは　かすまぬか	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10882	目のかすむなどゝて蚤は上手也	めのかすむ　などとてのみは　じょうずなり	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379	異
10883	とんだ蚤かくれて人をはかるかよ	とんだのみ　かくれてひとを　はかるかよ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10884	新畳蚤の(飛ぶ)音さは～し	にいたたみ　のみのとぶおと　さわさわし	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10885	蚤虱よりあひもする背中哉	のみしらみ　よりあいもする　せなかかな	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10886	蚤出れば蚤とり草も咲にけり	のみでれば　のみとりくさも　さきにけり	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10887	人声に蚤のとび寄る河原哉	ひとこえに　のみのとびよる　かわらかな	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10888	人の世や山松陰も蚤がすむ	ひとのよや　やままつかげも　のみがすむ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10889	紫の花で蚤とる子ども哉	むらさきの　はなでのみとる　こどもかな	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10890	村末や芝原にさへ蚤のとぶ	むらまつや　しばはらにさへ　のみのとぶ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10891	目覚しに蚤をとばする木陰哉	めざましに　のみをとばする　こかげかな	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10892	夜の庵や蚤の飛音騒々し	よのいおや　のみのとぶおと　そうぞうし	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政5	379
10893	うら店は蚤もいんきか外へとぶ	うらだなは　のみもいんきか　そとへとぶ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379
10894	うら店はいんきか蚤も外へとぶ	うらだなは　いんきかのみも　そとへとぶ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379	異
10895	追ふな～蚤が隠たふりをす(る)	おうなおうな　のみがかくれた　ふりをする	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379
10896	川風や砂つ原にも蚤がとぶ	かわかぜや　すなっぱらにも　のみがとぶ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379
10897	川風や砂つ原にも蚤のわく	かわかぜや　すなっぱらにも　のみのわく	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379	異
10898	木の猿や蚤をとばせる犬の上	きのさるや　のみをとばせる　いぬのうえ	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379
10899	捨藪の蚤やはら～とびもどる	すてやぶの　のみやはらはら　とびもどる	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379
10900	臑の蚤しびれは京へ上つたに	すねののみ　しびれはきょうへ　のぼったに	3夏	動物	蚤	文政句帖	文政7	379