一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10941	きのふには一ばいましの羽蟻哉	きのうには　いっぱいましの　はありかな	3夏	動物	羽蟻	文政句帖	文政5	381
10942	けふ替た庵の柱を羽蟻哉	きょうかえた　いおのはしらを　はありかな	3夏	動物	羽蟻	文政句帖	文政5	381
10943	先操に切を切てやとぶ羽蟻	さきぐりに　きりをきってや　とぶはあり	3夏	動物	羽蟻	文政句帖	文政5	381
10944	大井川つひ～虫(が)澄しけり	おおいがわ　ついついむしが　すましけり	3夏	動物	水馬	八番日記	文政3	381
10945	苦にするな毒玉川ぞ水馬	くにするな　どくたまがわぞ　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政5	381
10946	水馬毒がそれ程苦になるか	みずすまし　どくがそれほど　くになるか	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政5	381
10947	山水の清むが上をも水馬	やまみずの　すむがうえをも　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政5	381
10948	毒川に入らぬ世話ぞや水馬	どくかわに　いらぬせわぞや　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政8	381
10949	毒水(に)入らざる世話を水馬	どくみずに　いらざるせわを　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政8	381	異
10950	刀禰川や只一つの水馬	とねがわや　たったひとつの　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政8	381
10951	刀禰川を只た一つで水馬	とねがわを　たったひとつで　みずすまし	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政8	381	異
10952	御手洗や虫がとんでも水がすむ	みたらしや　むしがとんでも　みずがすむ	3夏	動物	水馬	文政句帖	文政8	381
10953	逃る也紙魚(が)中にも親よ子よ	にげるなり　しみがなかにも　おやよこよ	3夏	動物	紙魚	七番日記	文化10	381
10954	風はやゝ三保に吹入る蝉の声	かぜはややみほにふきいる　せみのこえ	3夏	動物	蝉	寛政句帖	寛政4	381
10955	浜松や蝉によるべの浪の声	はままつや　せみによるべの　なみのこえ	3夏	動物	蝉	寛政句帖	寛政4	381
10956	初蝉や人松陰をしたふ比	はつぜみや　ひとまつかげを　したうころ	3夏	動物	蝉	西国紀行	寛政7	381
10957	せみなくや鳥井の外にみさらひ(に)	せみなくや　とりいのそとに　みさらいに	3夏	動物	蝉	享和二句記	享和２	381
10958	浮島やうごきながらの蝉時雨	うきしまや　うごきながらの　せみしぐれ	3夏	動物	蝉	享和句帖	享和3	381
10959	蝉鳴や袖に一粒雨落て	せみなくや　そでにひとつぶ　あめおちて	3夏	動物	蝉	享和句帖	享和3	381
10960	大雨や大な月や松の蝉	おおあめや　おおきなつきや　まつのせみ	3夏	動物	蝉	文化句帖	文化1	381