一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10981	夏の蝉しかし我らが先じややら	なつのせみ　しかしわれらが　さきじゃやら	3夏	動物	蝉	七番日記	文化8	382
10982	米つきよまて～臼に蝉が鳴	こめつきよ　まてまてうすに　せみがなく	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10983	蝉鳴や赤い木(の)葉のはら～と	せみなくや　あかいこのはの　はらはらと	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10984	蝉鳴や今象潟がつ(ぶ)れしと	せみなくや　いまきさかたが　つぶれしと	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10985	蝉鳴や象潟こんどつ(ぶ)れしと	せみなくや　きさがたこんど　つぶれしと	3夏	動物	蝉	句稿消息		382	異
10986	鳴かけて何を見かけて行蝉(か)	なきかけて　なにをみかけて　ゆくせみか	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10987	鳴かけて何を見つけて行蝉か	なきかけて　なにをみつけて　ゆくせみか	3夏	動物	蝉	句稿消息		382	異
10988	初蝉といへば小便したりけり	はつぜみと　いえばしょうべん　したりけり	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10989	はつ蝉や臼に泊てふつとなく	はつぜみや　うすにとまって　ふっとなく	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10990	湖に尻を吹かせて蝉の鳴	みずうみに　しりをふかせて　せみのなく	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10991	むく犬や蝉鳴く方へ口を明	むくいぬや　せみなくほうへ　くちをあく	3夏	動物	蝉	七番日記	文化9	382
10992	むく犬や蝉なく空へ口を明	むくいぬや　せみなくそらへ　くちをあく	3夏	動物	蝉	株番		382	異
10993	青空はいく日ぶりぞ蝉の鳴	あおぞらは　いくにちぶりぞ　せみのなく	3夏	動物	蝉	七番日記	文化10	382
10994	恋をせよ～～夏のせみ	こいをせよ　こいをせよせよ　なつのせみ	3夏	動物	蝉	七番日記	文化10	382
10995	せみ鳴や笠のやうなる鳰の海	せみなくや　かさのようなる　にほのうみ	3夏	動物	蝉	七番日記	文化10	383
10996	蝉鳴や空にひつゝく最上川	せみなくや　そらにひっつく　もがみがわ	3夏	動物	蝉	七番日記	文化10	383
10997	蝉の声空にひつゝく最上川	せみのこえ　そらにひっつく　もがみがわ	3夏	動物	蝉	希杖本		383	異
10998	蝉鳴や天にひつつく筑摩川	せみなくや　てんにひっつく　つくまがわ	3夏	動物	蝉	志多良他		383	異
10999	蝉鳴や空にひつゝく筑摩川	せみなくや　そらにひっつく　ちくまがわ	3夏	動物	蝉	発句題叢他		383	異
11000	蝉なくや我家も石になるやうに	せみなくや　わがやもいしに　なるように	3夏	動物	蝉	七番日記	文化10	383