一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11041	狗の夢見て鳴か夜のせみ	えのころの　ゆめみてなくか　よるのせみ	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11042	狗の爰見て啼か夜のせみ	えのころの　ここみてなくか　よるのせみ	3夏	動物	蝉	梅塵八番		384	異
11043	つひの身も見事也けり夏のせみ	ついのみも　みごとなりけり　なつのせみ	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11044	鳴ながら蝉の登るやぬり柱	なきながら　せみののぼるや　ぬりばしら	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11045	引捨し臼の横手や蝉の声	ひきすてし　うすのよこてや　せみのこえ	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11046	目の上のこぶし林や蝉の声	めのうえの　こぶしばやしや　せみのこえ	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11047	もろ蝉やもろ雨垂や大御堂	もろせみや　もろあまだれや　おおみどう	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11048	藪寺や夜もおり～蝉の声	やぶでらや　よるもおりおり　せみのこえ	3夏	動物	蝉	八番日記	文政4	384
11049	臼引が今引く臼をせみの声	うすひきが　いまひくうすを　せみのこえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11050	蝉鳴や神の(鉄)釘ぬける程	せみなくや　かみのかなくぎ　ぬけるほど	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11051	蝉鳴や山から見ゆる大座敷	せみなくや　やまからみゆる　おおざしき	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11052	そよ風は蝉の声より起る哉	そよかぜは　せみのこえより　おこるかな	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11053	とらまへてむりに鳴すや蝉の声	とらまえて　むりになかすや　せみのこえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11054	鳥さしの邪魔にとびけり松のせみ	とりさしの　じゃまにとびけり　まつのせみ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11055	風鈴はちんとも云ず蝉の声	ふうりんは　ちんともいわず　せみのこえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11056	むら雨の雫ながらや蝉の声	むらさめの　しずくながらや　せみのこえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11057	もろ蝉の鳴こぼれけり笠の上	もろぜみの　なきこぼれけり　かさのうえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政5	384
11058	道哲の仏の膝や蝉の声	どうてつの　ほとけのひざや　せみのこえ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政7	384
11059	木の下や見るうち蝉と成て鳴	きのしたや　みるうちせみと　なりてなく	3夏	動物	蝉	文政八草稿	文政8	15	新６３
11060	蝉鳴や盲法師が扇笠	せみなくや　めくらほうしが　おうぎがさ	3夏	動物	蝉	文政句帖	文政8	384