一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11061	山里や臼ニ盥ニ蝉の鳴	やまざとや　うすにたらいに　せみのなく	3夏	動物	蝉	文政八草稿	文政8	15	新６４
11062	明日の事人はなり也夏の蝉	あすのこと　ひとはなりなり　なつのせみ	3夏	動物	蝉	発句集続篇		19	新１５４
11063	ねがはくは念仏を鳴け夏の蝉	ねがわくは　ねんぶつをなけ　なつのせみ	3夏	動物	蝉	文政版		384
11064	鳴明す蓼くふ虫も好～に	なきあかす　たでくうむしも　すきずきに	3夏	動物	蓼喰ふ虫	八番日記	文政4	385
11065	世は世也蓼くふ虫も好～に	よはよなり　たでくうむしも　すきずきに	3夏	動物	蓼喰ふ虫	八番日記	文政4	385	異
11066	世は世なり蓼くふ虫も好～と	よはよなり　たでくうむしも　すきずきと	3夏	動物	蓼喰ふ虫	発句鈔追加		385	異
11067	炎天に蓼くふ虫のきげん哉	えんてんに　たでくうむしの　きげんかな	3夏	動物	蓼喰ふ虫	文政句帖	文政5	385
11068	蓼あれば蓼喰ふ虫ありにけり	たであれば　たでくうむし　ありにけり	3夏	動物	蓼喰ふ虫	文政句帖	文政5	385
11069	蓼くふや火に入虫も好～に	たでくうや　ひにいるむしも　すきずきに	3夏	動物	蓼喰ふ虫	文政句帖	文政5	385
11070	まゝな世や蓼くふ虫と火とり虫	ままなよや　たでくうむしと　ひとりむし	3夏	動物	蓼喰ふ虫	文政句帖	文政5	385
11071	売(もの)の並に下るやふくろ蜘	うりものの　なみにくだるや　ふくろぐも	3夏	動物	蜘の子	文政句帖	文政5	385
11072	蜘の子の散り留より三ヶの月	くものこの　ちりどまりより　みかのつき	3夏	動物	蜘の子	文政句帖	文政5	385
11073	蜘の子はみなちり～゛の身すぎ哉	くものこは　みなちりじりの　みすぎかな	3夏	動物	蜘の子	文政句帖	文政5	385
11074	店先に釣し捨たり袋蜘	たなさきに　つるしすてたり　ふくろぐも	3夏	動物	蜘の子	文政句帖	文政5	385
11075	猫の子の首にかけたり袋蜘	ねこのこの　くびにかけたり　ふくろぐも	3夏	動物	蜘の子	文政句帖	文政5	385
11076	御旅所を吾もの顔や蝸牛	おたびじょを　わがものがおや　かたつむり	3夏	動物	蝸牛	西国紀行	寛政7	385
11077	足元へいつ来りしよ蝸牛	あしもとへ　いつきたりしよ　かたつむり	3夏	動物	蝸牛	終焉日記	享和１	385
11078	朝地震と成けり蝸牛	あさないと　なりけり　かたつむり	3夏	動物	蝸牛	享和句帖	享和3	385
11079	石原や照つけらるゝ蝸牛	いしはらや　てりつけらるる　かたつむり	3夏	動物	蝸牛	文化句帖	文化1	385
11080	宵越の茶水明りや蝸牛	よいごしの　ちゃみずあかりや　かたつむり	3夏	動物	蝸牛	文化句帖	文化1	385