一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11301	裸子が這ふけしの咲にけり	はだかごが　はうけしの　さきにけり	3夏	植物	芥子	七番日記	文化9	392
11302	花げしのふはつくやうな前歯哉	はなげしの　ふわつくような　まえばかな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化9	392
11303	みそ豆の珠数がそよぐぞ芥子(の)花	みそまめの　じゅずがそよぐぞ　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化10	392
11304	大げしをぱ(つ)くり加へかへる哉	おおげしを　ぱっくりくわえ　かえるかな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化11	392
11305	子を喰猫も見よ～けしの花	こをくらう　ねこもみよみよ　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化11	393
11306	今日の志いふけしの花	こんにちの　こころざしいう　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化12	393
11307	蕗(の)葉はたしか茶の子ぞけしの花	ふきのはは　たしかちゃのこぞ　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化12	393
11308	草庵に薬売る也けしの花	そうあんに　くすりうるなり　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化13	393
11309	我庵は江戸の辰巳ぞけしの花	わがいおは　えどのたつみぞ　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文化13	393
11310	八重一重栄花尽せりけしの花	やえひとえ　えばなつくせり　けしのはな	3夏	植物	芥子	七番日記	文政1	393
11311	桑の木は坊主にされてけしの花	くわのきは　ぼうずにされて　けしのはな	3夏	植物	芥子	八番日記	文政3	393
11312	清書の赤へ直しやけしの花	きよがきの　あかへなおしや　けしのはな	3夏	植物	芥子	八番日記	文政4	393
11313	清書の赤い直しやけしの花	きよがきの　あかいなおしや　けしのはな	3夏	植物	芥子	梅塵八番		393	異
11314	けし炭を丸で並べてけしの花	けしずみを　まるでならべて　けしのはな	3夏	植物	芥子	八番日記	文政4	393
11315	僧になる子のうつくしやけしの花	そうになる　このうつくしや　けしのはな	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政7	393
11316	ばか念の江戸紫やけしの花	ばかねんの　えどむらさきや　けしのはな	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政7	393
11317	ばか念や江戸紫のけしの花	ばかねんや　えどむらさきの　けしのはな	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政7	393	異
11318	一重でもすまゝしものをけしの花	ひとえでも　すまましものを　けしのはな	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政7	393
11319	一重でもすましゝものをけしの花	ひとえでも　すまししものを　けしのはな	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政7	393	異
11320	けし提てけん嘩の中を通りけり	けしさげて　けんかのなかを　とおりけり	3夏	植物	芥子	文政句帖	文政8	393