一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11421	見ろとてやぼたんの富貴ぱつとちる	みろとてや　ぼたんのふうき　ぱっとちる	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政7	396
11422	人の世やぼたんの富貴ぱつとちる	ひとのよや　ぼたんのふうき　ぱつとちる	3夏	植物	牡丹	発句集続篇			異
11423	山寺や(赤い)牡用の花の雲	やまてらや　あかいぼたんの　はなのくも	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政7	396
11424	遠寺や赤い牡丹の花の雲	とおでらや　あかいぼたんの　はなのくも	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396	異
11425	あながちにせい高からぬぼたん哉	あながちに　せいたかからぬ　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11426	金まうけ上手な寺のぼたん哉	かねもうけ　じょうずなてらの　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11427	唐びいきめさるゝ寺(の)ぼたん哉	からびいき　めさるるてらの　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11428	小ぼたんのふつり合なる盛哉	こぼたんの　ふつりあいなる　さかりかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11429	隅つこに咲くやぼたんのかじけ花	すみっこに　さくやぼたんの　かじけはな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11430	立石の穴をふさげるぼたん哉	たていしの　あなをふさげる　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11431	つく～とぼたんの上の蛙哉	つくつくと　ぼたんのうえの　かえるかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11432	乙鳥(の)泥口ぬぐふぼたん哉	つばくらの　どろくちぬぐう　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11433	人出して錠おろす也ぼたん畠	ひとだして　じょうおろすなり　ぼたんはな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11434	日(に)～麦ぬか浴るぼたん哉	ひにひに　むぎぬかあびる　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	396
11435	古椀をまだかぶつてるぼたん哉	ふるわんを　まだかぶってる　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	397
11436	籾ぬかやぼたん畠の通り道	もみぬかや　ぼたんばたけの　とおりみち	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	397
11437	山雲や赤は牡丹の花の雲	やまぐもや　あかはぼたんの　はなのくも	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	397
11438	屑ごゑにつゝかくれても牡丹哉	くづごえに　つっかくれても　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	397
11439	掃人の尻で散たる牡丹かな	はくひとの　しりでちりたる　ぼたんかな	3夏	植物	牡丹	文政句帖	文政8	397
11440	蓮の花虱を捨るばかり也	はすのはな　しらみをすてる　ばかりなり	3夏	植物	蓮	寛政三紀行	寛政３	397