一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11501	人の世や田に作るゝ蓮の花	ひとのよや　たにつくらるる　はすのはな	3夏	植物	蓮	発句集続篇			新
11502	懐をふくらかしけり蓮の風	ふところを　ふくらかしけり　はすのかぜ	3夏	植物	蓮	七番日記	文化13	399
11503	うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬	うすべりや　はすにふかれて　ゆうちゃづけ	3夏	植物	蓮	七番日記	文化14	399
11504	蓮池や切てやりたき家の尻	はすいけや　きってやりたき　いえのしり	3夏	植物	蓮	七番日記	文化14	399
11505	蓮ぞろり並や六の拍子木に	はすぞろり　ならぶやろくの　ひょうしぎに	3夏	植物	蓮	七番日記	文化14	399
11506	灯かげなき所が本<ん>の蓮哉	ほかげなき　ところがほんの　はちすかな	3夏	植物	蓮	七番日記	文化14	399
11507	咲花も此世の蓮はまがりけり	さくはなも　このよのはすは　まがりけり	3夏	植物	蓮	八番日記	文政2	399
11508	あらし吹此世の蓮はまがりけり	あらしふく　このよのはすは　まがりけり	3夏	植物	蓮	あつくさ			異
11509	すつぽんも朝飯得たか蓮の花	すっぽんも　あさめしえたか　はすのはな	3夏	植物	蓮	八番日記	文政2	399
11510	直き世や小銭ほどでも蓮の花	なおきよや　こぜにほどでも　はすのはな	3夏	植物	蓮	梅塵八番	文政2	399
11511	蓮池やうしろつんむく乞食小屋	はすいけや　うしろつんむく　こじきごや	3夏	植物	蓮	八番日記	文政2	399
11512	蓮の花少曲るもうき世哉	はすのはな　すこしまがるも　うきよかな	3夏	植物	蓮	おらが春	文政2	399
11513	はすの花曲(ら)せば斯う曲りけり	はすのはな　まがらせばかう　まがりけり	3夏	植物	蓮	八番日記	文政2	399
11514	我門にうつせば小さし蓮の花	わがかどに　うつせばこさし　はすのはな	3夏	植物	蓮	八番日記	文政2	399
11515	蓮の葉は雨も白玉となりにけり	はすのはは　あめもしらたまと　なりにけり	3夏	植物	蓮	八番日記	文政4	399
11516	池の蓮金色に咲く欲はなし	いけのはす　こんじきにさく　よくはなし	3夏	植物	蓮	文政句帖	文政5	399
11517	神の蓮金色に咲く欲はなき	かみのはす　こんじきにさく　よくはなき	3夏	植物	蓮	文政句帖	文政7	399	異
11518	御世の蓮金色に咲く欲はなし	みよのはす　こんじきにさく　よくはなし	3夏	植物	蓮	文政句帖	文政7	399	異
11519	いつの時在家には咲く蓮の花	いつのとき　ざいけにはさく　はすのはな	3夏	植物	蓮	文政句帖	文政5	399
11520	穢太らが家の尻より蓮の花	えったらが　いえのしりより　はすのはな	3夏	植物	蓮	文政句帖	文政5	399