一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
13661	秋風の小早くつげる庵かな	あきかぜの　こばやくつげる　いおりかな	4秋	天文	秋風	発句鈔追加		472
13662	秋風のふきもへらさず比丘尼石	あきかぜの　ふきもへらさず　びくにいし	4秋	天文	秋風	発句鈔追加		472
13663	秋風の吹やひは～日割戸に	あきかぜの　ふくやひわひわ　ひわりどに	4秋	天文	秋風	希杖本		472
13664	秋風や草も角力とる男山	あきかぜや　くさもすもとる　おとこやま	4秋	天文	秋風	文政版		472
13665	秋風や藻に鳴虫のいくそばく	あきかぜや　もになくむしの　いくそばく	4秋	天文	秋風	発句鈔追加		472
13666	あすはどこの入相聞に秋の風	あすはどこの　いりあいききに　あきのかぜ	4秋	天文	秋風	遺稿		472
13667	鳥飛や人は藻に鳴秋の風	とりとぶや　ひとはもになく　あきのかぜ	4秋	天文	秋風	発句鈔追加		472
13668	五六度やばか念入て初嵐	ごろくどや　ばかねんいりて　はつあらし	4秋	天文	初嵐	七番日記	文政１	472
13669	秋風や五あミだ迚て日の暮る	あきかぜや　ごあみだとてて　ひのくるる	4秋	天文	秋風	一茶園月並裏		13	新６
13670	東西南北吹交ぜ～野分哉	とうざいなんぼく　ふきまぜふきまぜ　のわきかな	4秋	天文	野分	寛政句帖	寛政4	472
13671	芦の穂(の)波に屯す野分哉	あしのほの　なみにたむろす　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13672	一門をおもひ出す舟の野分哉	いちもんを　おもいだすふねの　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13673	一門の昔もかたらん野分哉	いちもんの　むかしもかたらん　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込		472	異
13674	内に居ばおどり盛りのの分哉	うちにおれば　おどりざかりの　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13675	蟹と成て八島を守（ル）野分哉	かにとなりて　やしまをまもる　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13676	ざぶ～と暖き雨ふる野分哉	ざぶざぶと　ぬくきあめふる　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13677	ぬくき雨のざぶり～と野分哉	ぬくきあめの　ざぶりざぶりと　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13678	野分して又したゝかのわか葉哉	のわきして　またしたたかの　わかばかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13679	マヤの雲捐やふやふ野分哉	まやのくも　すててようよう　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472
13680	山は虹いまだに湖水は野分哉	やまはにじ　いまだにこすいは　のわきかな	4秋	天文	野分	西紀書込	寛政中	472