一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
13701	赤椀のだぶ～酒を野分哉	あかわんの　だぶだぶさけを　のわきかな	4秋	天文	野分	七番日記	文化11	473
13702	幣振て赤飯下る野分哉	ぬさふりて　せきはんさげる　のわきかな	4秋	天文	野分	七番日記	文化11	473
13703	世(の)中や祈らぬ野分きつと吹	よのなかや　いのらぬのわき　きっとふく	4秋	天文	野分	七番日記	文化１1	473
13704	寝むしろや野分に吹かす足のうら	ねむしろや　のわきにふかす　あしのうら	4秋	天文	野分	句稿消息	文化中	473
13705	寝むしろや野分を吹かす足のうら	ねむしろや　のわきをふかす　あしのうら	4秋	天文	野分	嘉永版		473	異
13706	こやし塚そよ～けむる野分哉	こやしづか　そよそよけむる　のわきかな	4秋	天文	野分	八番日記	文政4	473
13707	こやし塚かまはずけぶる野分哉	こやしづか　かまわずけぶる　のわきかな	4秋	天文	野分	だん袋		473	異
13708	吹あらしどこが萩の間桔梗の間	ふきあらし　どこがはぎのま　ききょうのま	4秋	天文	野分	八番日記	文政4	473
13709	我ものは手足ばかりも野分哉	わがものは　てあしばかりも　のわきかな	4秋	天文	野分	発句鈔追加		473
13710	黒雲や野分横切るむら燕メ	こくうんや　のわきよこぎる　むらつばめ	4秋	天文	野分	連句編補遺		16	新１０２
13711	露けさや石の下より草の花	つゆけさや　いしのしたより　くさのはな	4秋	天文	露けし	享和句帖	享和3	473
13712	露けしや草一本も秋の体	つゆけしや　くさいっぽんも　あきのてい	4秋	天文	露けし	享和句帖	享和3	473
13713	露の間や二十四年のみやこあと	つゆのまや　にじゅうよねんの　みやこあと	4秋	天文	露	寛政句帖	寛政4	473
13714	萩の露茶に焚くほどはあらん哉	はぎのつゆ　ちゃにたくほどは　あらんかな	4秋	天文	露	寛政句帖	寛政６	473
13715	露の野にかた袖寒き朝日哉	つゆののに　かたそでさむき　あさひかな	4秋	天文	露	寛政句帖	寛政６	473
13716	笠の露眠むらんとすれば犬の声	かさのつゆ　ねむらんとすれば　いぬのこえ	4秋	天文	露	西国紀行	寛政7	473
13717	いつぞやがいとま(ご)ひ哉墓の露	いつぞやが　いとまごいかな　はかのつゆ	4秋	天文	露	西紀書込	寛政中	474
13718	白露に片袖寒き朝日哉	しらつゆに　かたそでさむき　あさひかな	4秋	天文	露	与播雑詠	寛政中	474
13719	白露の片袖に入朝日哉	しらつゆの　かたそでにいる　あさひかな	4秋	天文	露	しぐれ会集		474	異
13720	灰ふむも恐れおほさよ石の露	はいふむも　おそれおおさよ　いしのつゆ	4秋	天文	露	与播雑詠	寛政中	474