一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
13921	仏法がなく(ば)光らじ草の露	ぶっぽうが　なくばひからじ　くさのつゆ	4秋	天文	露	七番日記	文政1	480
13922	万灯も貧の一灯も露時雨	まんどうも　ひんのいっとうも　つゆしぐれ	4秋	天文	露	七番日記	文政1	480
13923	露打や青松(が)枝のにはか垣	つゆうつや　あおまつがえだの　にわかがき	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13924	露の玉遊び所や茶のけぶり	つゆのたま　あそびどころや　ちゃのけぶり	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13925	露の玉袖の上にも転りけり	つゆのたま　そでのうえにも　ころがりけり	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13926	露の玉袖に受けても転りけり	つゆのたま　そでにうけても　ころがりけり	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480	異
13927	露の玉つまんだ時も仏哉	つゆのたま　つまんだときも　ほとけかな	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13928	露の玉つまんだ所仏也	つゆのたま　つまんだところ　ほとけなり	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480	異
13929	露の玉つまんで見たるわらべ哉	つゆのたま　つまんでみたる　わらべかな	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13930	露の身(の)一人通るとかくはしら	つゆのみの　ひとりとおると　かくはしら	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13931	露の世は露の世ながらさりながら	つゆのよは　つゆのよながら　さりながら	4秋	天文	露	おらが春	文政2	480
13932	露も又干ぬや小松の馳走垣	つゆもまた　ひぬやこまつの　ちそうがき	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13933	蓮の露転かし込だる茶瓶哉	はすのつゆ　こかしこんだる　ちゃびんかな	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13934	蓮の露かけて入たる茶瓶哉	はすのつゆ　かけていれたる　ちゃびんかな	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480	異
13935	蓮の露転び入たる茶瓶哉	はすのつゆ　ころびいれたる　ちゃびんかな	4秋	天文	露	梅塵八番		480	異
13936	蓮の露一つもあまる朝茶哉	はすのつゆ　ひとつもあまる　あさちゃかな	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13937	芋の露一つもあまる茶びん哉	いものつゆ　ひとつもあまる　ちゃびんかな	4秋	天文	露	文政句帖	文政5	480	異
13938	蓮の葉に此世の露はいびつ也	はすのはに　このよのつゆは　いびつなり	4秋	天文	露	八番日記	文政2	480
13939	蓮の葉に此世の露は曲りけり	はすのはに　このよのつゆは　まがりけり	4秋	天文	露	おらが春		481	異
13940	夕やけや唐紅の露しぐれ	ゆうやけや　からくれないの　つゆしぐれ	4秋	天文	露	八番日記	文政2	481