一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
13961	露ちるや我せうじんはやがて誰	つゆちるや　われしょうじんは　やがてだれ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13962	露に蜉蝣いつ迄小田の手にかゝる	つゆにかげろう　いつまでおだの　てにかかる	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13963	露の世の露の並ぶやばくち小屋	つゆのよの　つゆのならぶや　ばくちごや	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13964	釣鐘は草に咲せて石の露	つりがねは　くさにさかせて　いしのつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13965	寝てくらせ此上降らば甘い露	ねてくらせ　このうえふらば　あまいつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13966	野の馬の天窓干也秋の露	ののうまの　あたまほすなり　あきのつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13967	蓮の露仏の身には甘からん	はすのつゆ　ほとけのみには　あまからん	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13968	花うりのかざりにちるや今朝の露	はなうりの　かざりにちるや　けさのつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	481
13969	夕露やいつもの所に灯の見ゆる	ゆうつゆや　いつものとこに　ひのみゆる	4秋	天文	露	発句題叢	文政3	481
13970	しら露やいつもの所に灯の見ゆる	しらつゆや　いつものとこに　ひのみゆる	4秋	天文	露	文政版		481	異
13971	行秋や畠の稲も秋の露	ゆくあきや　はたけのいねも　あきのつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政3	482
13972	行雲や鼻先の稲も秋の露	ゆくくもや　はなさきのいねも　あきのつゆ	4秋	天文	露	梅塵八番		482	異
13973	若へ衆のむりに受たる夜露哉	わかいしゅの　むりにうけたる　よつゆかな	4秋	天文	露	八番日記	文政3	482
13974	朝露や虫(に)貰ふて面あらふ	あさつゆや　むしにもらうて　つらあらう	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482
13975	朝やけに染るでもなし露の玉	あさやけに　そまるでもなし　つゆのたま	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482
13976	芋の露こぼして迹を丸めけり	いものつゆ　こぼしてあとを　まるめけり	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482
13977	芋の葉や我作りたる露の玉	いものはや　われつくりたる　つゆのたま	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482
13978	植た菊せわでも頼む露よ露	うえたきく　せわでもたのむ　つゆよつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482
13979	植た菊せわでも頼む露とつゆ	うえたきく　せわでもたのむ　つゆとつゆ	4秋	天文	露	梅塵八番		482	異
13980	大鐘にびくともせぬや蓮の露	おおがねに　びくともせぬや　はすのつゆ	4秋	天文	露	八番日記	文政4	482