一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
14261	月てらせあの世の親が今ござる	つきてらせ　あのよのおやが　いまござる	4秋	人事	魂祭	発句鈔追加		491	異
14262	なでしこは咲放し也むかひ鐘	なでしこは　さきばなしなり　むかいがね	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化11	491
14263	瓜の馬くれろ～と泣く子哉	うりのうま　くれろくれろと　なくこかな	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14264	負た子が手でとゞく也迎鐘	おうたこが　てでとどくなり　むかえがね	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14265	けさははやつ(つ)つき流す生霊棚	けさははや　つつつきながす　しょうりょうだな	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14266	?のふいと乗けり茄子馬	こおろぎの　ふいとのりけり　なすびうま	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14267	生霊の立ふる廻の月よ哉	しょうりょうの　たちふるまいの　つきよかな	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14268	棚経をあてがつておく我家哉	たなぎょうを　あてがっておく　わがやかな	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14269	棚経を手前でよんで置にけり	たなぎょうを　てまえでよんで　おきにけり	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14270	としとへば片手広げる棚経哉	としとえば　かたてひろげる　たなぎょうかな	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14271	なぐさみに打としりつゝ迎鐘	なぐさみに　うつとしりつつ　むかえがね	4秋	人事	魂祭	七番日記	文化12	491
14272	翌は玉棚になるとも祭り哉	あすはたま　たなになるとも　まつりかな	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政6	491
14273	瓜の馬御仏並におがまるゝ	うりのうま　みほとけなみに　おがまるる	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政6	491
14274	すね茄子馬役を相つとめけり	すねなすび　うまやくをあい　つとめけり	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政6	491
14275	いとし子や母が来るとて這ひ笑ふ	いとしごや　ははがくるとて　はいわらう	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政8	491
14276	かたみ子や母が来るとて手をたゝく	かたみごや　ははがくるとて　てをたたく	4秋	人事	魂祭	文政版		491	異
14277	生霊の御覧に入る門田哉	しょうりょうの　ごらんにいれる　かどたかな	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政8	491
14278	抱た子や母が来るとて鉦たゝく	だいたこや　ははがくるとて　かねたたく	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政8	491
14279	旅人のならして行や迎ひ鉦	たびびとの　ならしていくや　むかいがね	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政8	491
14280	玉棚にどさりとねたりどろぼ猫	たまだなに　どさりとねたり　どろぼねこ	4秋	人事	魂祭	文政句帖	文政8	491