一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
14901	てる月をかこち顔なるかゞし哉	てるつきを　かこちがおなる　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政5	511
14902	一しめりよい(と)や申（す）かゞし哉	ひとしめり　よいとやもうす　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政5	512
14903	昼顔のもやうにからむかゞし哉	ひるがおの　もようにからむ　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政5	512
14904	昼顔はもやうにからむかゞし哉	ひるがおは　もようにからむ　かがしかな	4秋	人事	案山子	だん袋		512	異
14905	よいしめりなどゝいふべのかゞし哉	よいしめり　などというべの　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政5	512
14906	かゞし寝て野らは目出度仕廻哉	かがしねて　のらはめでたい　しまいかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政8	512
14907	小休の小だ(て)にとりしかゞし哉	こやすみの　こだてにとりし　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政8	512
14908	寺山やかゞし立ても犬ほゆる	てらやまや　かがしたてても　いぬほゆる	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政8	512
14909	道問ひにはる～”来ればかゞし哉	みちといに　はるばるくれば　かがしかな	4秋	人事	案山子	文政句帖	文政8	512
14910	人はいさ直な案山子もなかりけり	ひとはいさ　すぐなかがしも　なかりけり	4秋	人事	案山子	文政版		512
14911	老の身やかゞしの前も恥しき	おいのみや　かがしのまえも　はずかしき	4秋	人事	案山子	真蹟		512
14912	川音や鳴子の音や明近き	かわおとや　なるこのおとや　あけちかき	4秋	人事	鳴子	享和句帖	享和3	512
14913	あさがほのすがるゝ迄に鳴子哉	あさがおの　すがるるまでに　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化1	512
14914	鳴子から先へぬれけり窓(の)雨	なるこから　さきへぬれけり　まどのあめ	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化1	512
14915	うつくしきあさぢが原や捨鳴子	うつくしき　あさじがはらや　すてなるこ	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512
14916	四海波しづかにかゝる鳴子哉	しかいなみ　しずかにかかる　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512
14917	兀山に見覚もせぬ鳴子引	はげやまに　みおぼえもせぬ　なるこひき	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512
14918	初時雨来れ～と鳴子哉	はつしぐれ　きたれきたれと　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512
14919	一ツ宛寒い風吹鳴子哉	ひとつづつ　さむいかぜふく　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512
14920	若松も一ツ諷へや鳴子引	わかまつも　ひとつうたえや　なるこひき	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化2	512