一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15081	長く寝た足のぶる也小夜ぎぬた	ながくねた　あしのぶるなり　さよぎぬた	4秋	人事	砧	八番日記	文政4	517
15082	長く寝た足の際なり小夜ぎぬた	ながくねた　あしのきわなり　さよぎぬた	4秋	人事	砧	梅塵八番		517	異
15083	ねんねこを申（し）ながらにきぬた哉	ねんねこを　もうしながらに　きぬたかな	4秋	人事	砧	八番日記	文政4	517
15084	松の根(に)腰つゝかけて砧哉	まつのねに　こしつっかけて　きぬたかな	4秋	人事	砧	八番日記	文政4	517
15085	我家や前もうしろも下手ぎぬた	わがいえや　まえもうしろも　へたぎぬた	4秋	人事	砧	八番日記	文政4	517
15086	椎三本小楯にとりて小夜ぎぬた	しいさんぼん　こだてにとりて　さよぎぬた	4秋	人事	砧	文政句帖	文政5	517
15087	御袋(が)茶立役也小夜ぎぬた	おふくろが　ちゃたてやくなり　さよぎぬた	4秋	人事	砧	文政句帖	文政7	517
15088	降雨やつい隣でも小夜ぎぬた	ふるあめや　ついとなりでも　さよぎぬた	4秋	人事	砧	文政句帖	文政7	517
15089	打やめて聞や上手の小夜砧	うちやめて　きくやじょうずの　さよぎぬた	4秋	人事	砧	文政句帖	文政8	517
15090	つぐら子は砧に馴て寝たりけり	つぐらこは　きぬたになれて　ねたりけり	4秋	人事	砧	文政句帖	文政8	517
15091	飯けむり賑ひにけり夕ぎぬた	めしけむり　にぎわいにけり　ゆうぎぬた	4秋	人事	砧	嘉永版		517
15092	近砧遠砧さて雨夜かな	ちかきぬた　とおきぬたさて　あめよかな	4秋	人事	砧	希杖本		517
15093	毛牛房も何ぞ(の)連に掘れけり	けごぼうも　なにぞのつれに　ほられけり	4秋	人事	牛蒡引く	八番日記	文政4	517
15094	生牛蒡何ぞ直々掘れけり	なまごぼう　なにぞじきじき　ほられけり	4秋	人事	牛蒡引く	梅塵八番		517	異
15095	しめじのゝしの字に引し牛房哉	しめじのの　しのじにひきし　ごぼうかな	4秋	人事	牛蒡引く	八番日記	文政4	517
15096	菜も青し庵の味噌豆今や引	なもあおし　いおのみそまめ　いまやひく	4秋	人事	豆引く	文化三―八写	文化６	517
15097	鶯もひよいと来て鳴く柚みそ哉	うぐいすも　ひょいときてなく　ゆみそかな	4秋	人事	柚味噌	文化句帖	文化3	517
15098	松風の聞時といふ柚みそ哉	まつかぜの　ききどきという　ゆみそかな	4秋	人事	柚味噌	文化句帖	文化3	517
15099	鳩どもやけ起して見る柚みそ殻	はとどもや　けおこしてみる　ゆみそがら	4秋	人事	柚味噌	七番日記	文化1	518
15100	土焼の利休の前へ柚みそ哉	つちやきの　りきゅうのまえへ　ゆみそかな	4秋	人事	柚味噌	七番日記	文化1	518