一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15161	夜あらしの鹿の隣に旅寝哉	よあらしの　しかのとなりに　たびねかな	4秋	動物	鹿	松風会	寛政1０	520
15162	うかれ舟や山には鹿の妻をよぶ	うかれぶねや　やまにはしかの　つまをよぶ	4秋	動物	鹿	西紀書込	寛政中	520
15163	小男鹿の角引かけし葎哉	さおしかの　つのひっかけし　むぐらかな	4秋	動物	鹿	享和句帖	享和3	520
15164	一の湯は錠の下りけり鹿の鳴	いちのゆは　じょうのおりけり　しかのなく	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15165	今鳴は逢ひし鹿かよ立田山	いまなくは　あいししかかよ　たつたやま	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15166	うらの山しぶとい鹿も交るべし	うらのやま　しぶといしかも　まじるべし	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15167	丘の辺や人にたよりて鹿の鳴	おかのべや　ひとにたよりて　しかのなく	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15168	さをしかの鳴ても暮るゝ山家哉	さおしかの　ないてもくるる　やまがかな	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15169	さをしかや恋初てより山の雨	さおしかや　こいそめてより　やまのあめ	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15170	鹿聞のぬけ～九人もどりけり	しかききの　ぬけぬけくにん　もどりけり	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15171	鹿鳴かぬ山さへ古き大和哉	しかなかぬ　やまさえふるき　やまとかな	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15172	鹿鳴や旦の森のひとり禰宜	しかなくや　あしたのもりの　ひとりねぎ	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15173	鹿鳴や雨だれさへも秋の体	しかなくや　あまだれさえも　あきのてい	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15174	鹿鳴くや日は暮きらぬ山の家	しかなくや　ひはくれきらぬ　やまのいえ	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15175	鹿鳴や竈しらぬ北山家	しかなくや　へっついしらぬ　きたやまが	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15176	鹿の音に木辻も只の在所哉	しかのねに　きつじもただの　ざいしょかな	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15177	死所もかなりに葺て鹿の鳴	しにどこも　かなりにふいて　しかのなく	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15178	撫られに来りし鹿か丘に鳴	なでられに　きたりししかか　おかになく	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15179	なら坂やしぶとい鹿も夜の雨	ならさかや　しぶといしかも　よるのあめ	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520
15180	晴れぬ間(に)又も聞せよ今の鹿	はれぬまに　またもきかせよ　いまのしか	4秋	動物	鹿	文化句帖	文化1	520