一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15421	雁鴨も武ばり顔也かさい筋	かりかもも　ぶばりがおなり　かさいすじ	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	527
15422	雁鳴や一夜もほしき田一枚	かりなくや　いちやもほしき　たいちまい	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	527
15423	雁なくや平家時分の浜の家	かりなくや　へいけじぶんの　はまのいえ	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	527
15424	畠持たばよ所(に)はやらじ雁鴎	はたもたば　よそにはやらじ　かりかもめ	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	528
15425	不揃な家を目がけて来る雁か	ふぞろいな　いえをめがけて　くるかりか	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	528
15426	待人もどこぞにあるか雁いそぐ	まちびとも　どこぞにあるか　かりいそぐ	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	528
15427	我とても仮の宿りぞ小田(の)雁	われとても　かりのやどりぞ　おだのかり	4秋	動物	雁	文化句帖	文化1	528
15428	雁鴨の命待間を鳴にけり	かりかもの　いのちまつまを　なきにけり	4秋	動物	雁	文化句帖	文化2	528
15429	雁鳴や旅寝の空の目にうかぶ	かりなくや　たびねのそらの　めにうかぶ	4秋	動物	雁	文化句帖	文化2	528
15430	けふ翌の秋となりけり小田(の)雁	きょうあすの　あきとなりけり　おだのかり	4秋	動物	雁	文化句帖	文化2	528	異
15431	あさぢふや人はくつさめ雁は鳴	あさじゅうや　ひとはくつさめ　かりはなく	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528	異
15432	小田(の)雁年寄声はなかりけり	おだのかり　としよりごえは　なかりけり	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528
15433	おちつくと直に鳴けり小田(の)雁	おちつくと　すぐになきけり　おだのかり	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528	異
15434	風吹てそれから雁の鳴にけり	かぜふきて　それからかりの　なきにけり	4秋	動物	雁	文化三―八写	文化3	528
15435	雁鳴て直に夜に入る小家哉	かりないて　すぐによにいる　こいえかな	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528
15436	雁下りてついと夜に入る小家哉	かりおりて　ついとよにいる　こいえかな	4秋	動物	雁	文化三－八年句日記写	文化3	528	異
15437	退けばはや雁の鳴く片田哉	しりぞけば　はやかりのなく　かただかな	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528
15438	夕風やふり向度に雁の鳴	ゆうかぜや　ふりむくたびに　かりのなく	4秋	動物	雁	文化句帖	文化3	528
15439	雁鳴やうしろ冷つく斑山	かりなくや　うしろひやつく　まだらやま	4秋	動物	雁	連句稿裏書	文化4	528
15440	雁鳴や窓の蓋する片山家	かりなくや　まどのふたする　かたやまが	4秋	動物	雁	連句稿裏書	文化4	528