一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15441	鍬の罰思ひつく夜や雁の鳴	くわのばつ　おもいつくよや　かりのなく	4秋	動物	雁	文化三―八写	文化4	528
15442	窓の蓋おろしすまして雁の鳴	まどのふた　おろしすまして　かりのなく	4秋	動物	雁	連句稿裏書	文化4	528
15443	雁ないてかせぐ気になる夜也けり	かりないて　かせぐきになる　よなりけり	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15444	雁なけと云ぬばかりの門田哉	かりなけと　いわぬばかりの　かどたかな	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15445	雁よりも先へ場とりし烏哉	かりよりも　さきへばとりし　からすかな	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15446	はつ雁にから臼引や彼(の)禅師	はつかりに　からうすひくや　かれのぜじ	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15447	はつ雁や貧乏村を一番に	はつかりや　びんぼうむらを　いちばんに	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15448	人いふや雁追ふ声のよはりぬと	ひというや　かりおうこえの　よわりぬと	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化5	528
15449	雁鳴や崩れかゝりし利介船	かりなくや　くずれかかりし　りすけぶね	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化６	528
15450	雁なくや爰にも舟の欠有	かりなくや　ここにもふねの　かけらあり	4秋	動物	雁	文化五六句記	文化６	528
15451	うら口や芒三本雁夫婦	うらぐちや　すすきさんぼん　かりふうふ	4秋	動物	雁	文化三―八写	文化7	528	異
15452	大橋や鑓もちどのゝ迹の雁	おおはしや　やりもちどのの　あとのかり	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	528
15453	かまくらや実朝どのゝ天つ雁	かまくらや　さねともどのの　あまつかり	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	528
15454	雁も寝よ我家か様淋しけれ	かりもねよ　わがいえかよう　さびしけれ	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	528
15455	暮行や雁とけぶりと膝がしら	くれゆくや　かりとけぶりと　ひざがしら	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	529	異
15456	出る月に門田の雁の行義哉	でるつきに　かどたのかりの　ぎょうぎかな	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	529
15457	古き代の芦が三本小田の雁	ふるきよの　あしがさんぼん　おだのかり	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	529
15458	行あたりばつたり雁の寝所哉	ゆきあたり　ばったりかりの　ねどこかな	4秋	動物	雁	七番日記	文化7	529
15459	御地蔵をなぜ縛るとや雁の鳴	おじぞうを　なぜしばるとや　かりのなく	4秋	動物	雁	七番日記	文化8	529
15460	門の雁いくら鳴ても米はなき	かどのかり　いくらないても　こめはなき	4秋	動物	雁	七番日記	文化8	529