一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15761	父母師(匠)そら定なら虫の君	ふぼししょう　そらさだめなら　むしのきみ	4秋	動物	虫	八番日記	文政4	538
15762	虫聞や二番小便から直に	むしきくや　にばんしょうべん　からすぐに	4秋	動物	虫	八番日記	文政4	538
15763	虫どもや見やり聞とり声上る	むしどもや　みやりききとり　こえあぐる	4秋	動物	虫	八番日記	文政4	538
15764	世が直る～とむしもをどり哉	よがなおる　なおるとむしも　おどりかな	4秋	動物	虫	八番日記	文政4	538
15765	夜鳴虫汝母あり父ありや	よなきむし　なんじははあり　ちちありや	4秋	動物	虫	八番日記	文政4	538
15766	石となる楠さへ虫に喰れけり	いしとなる　くすさえむしに　くわれけり	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15767	声～”に虫も夜なべのさはぎ哉	こえごえに　むしもよなべの　さわぎかな	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15768	泰平の世にそばへてや虫の鳴く	たいへいの　よにそばえてや　むしのなく	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15769	鳴ながら虫の乗行浮木かな	なきながら　むしののりゆく　うきぎかな	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15770	鳴ながら虫の流るゝ浮木かな	なきながら　むしのながるる　うきぎかな	4秋	動物	虫	発句鈔追加		538	異
15771	鳴な虫だまつて居ても一期也	なくなむし　だまっていても　いちごなり	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15772	鳴虫は何くらからぬくらし哉	なくむしは　なにくらからぬ　くらしかな	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15773	虫吸や虫同前の草の庵	むしすうや　むしどうぜんの　くさのいお	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	538
15774	虫鳴や片足半のわら草履	むしなくや　かたあしはんの　わらぞうり	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	539
15775	虫の外にも泣事や藪の家	むしのほか　にもなきごとや　やぶのいえ	4秋	動物	虫	文政句帖	文政5	539
15776	虫の外にもなくことや藪の家	むしのほか　にもなくことや　やぶのいえ	4秋	動物	虫	発句鈔追加		539	異
15777	行灯に鳴くつもりかよ青い虫	あんどんに　なくつもりかよ　あおいむし	4秋	動物	虫	文政句帖	文政6	539
15778	行灯に鳴気で来たか青い虫	あんどんに　なくきできたか　あおいむし	4秋	動物	虫	文政句帖	文政8	539	異
15779	しやべるぞよ野づらの虫に至る迄	しゃべるぞよ　のずらのむしに　いたるまで	4秋	動物	虫	文政句帖	文政7	539
15780	人ハミな寝て仕まふのに夜なべ虫	ひとはみな　ねてしまうのに　よなべむし	4秋	動物	虫	文政七草稿	文政7	13	新10