一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15961	ぬぎ捨し笠に一ぱいいなご哉	ぬぎすてし　かさにいっぱい　いなごかな	4秋	動物	いなご	西紀書込	寛政中	545
15962	ばら～と臑に飛つく螽哉	ばらばらと　すねにとびつく　いなごかな	4秋	動物	いなご	西紀書込	寛政中	545
15963	みに帯しあたりのいなご哉	みにおびし　あたりの　いなごかな	4秋	動物	いなご	西紀書込	寛政中	545
15964	人の世も我もよし也とぶ螽	ひとのよも　われもよしなり　とぶいなご	4秋	動物	いなご	享和句帖	享和3	545
15965	世(の)中のよし～といふいなご哉	よのなかの　よしよしという　いなごかな	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化5	545
15966	代官の扇の上のいなご哉	だいかんの　おうぎのうえの　いなごかな	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化６	545
15967	とぶいなご柳もとしのよりにけり	とぶいなご　やなぎもとしの　よりにけり	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化６	545
15968	八朔の鱠に逢しいなご哉	はっさくの　なますにあいし　いなごかな	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化６	545
15969	鼻唄にどつといなごのきげん哉	はなうたに　どっといなごの　きげんかな	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化６	545
15970	一日づゝ螽が朝もなくなりぬ	ひとひづつ　いなごがあさも　なくなりぬ	4秋	動物	いなご	文化五六句記	文化６	545
15971	枯～”の野辺に恋する螽哉	かれがれの　のべにこいする　いなごかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文化7	545
15972	あれ程のいなごも一(つ)二つ哉	あれほどの　いなごもひとつ　ふたつかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文化14	545
15973	なぐさみに螽のおよぐ湖水哉	なぐさみに　いなごのおよぐ　こすいかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文化14	545
15974	湖をちよつと泳しいなご哉	みずうみを　ちょっとおよぎし　いなごかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文化14	545
15975	みぞ川をおぶさつてとぶいなご哉	みぞかわを　おぶさってとぶ　いなごかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文化14	545
15976	大沼やからり日破てとぶ螽	おおぬまや　からりひわれて　とぶいなご	4秋	動物	いなご	七番日記	文政1	545
15977	門畠や莚敷かせてとぶいなご	かどはたや　むしろしかせて　とぶいなご	4秋	動物	いなご	七番日記	文政1	545
15978	鎌の刃をくゞり功者の螽哉	かまのはを　くぐりこうじゃの　いなごかな	4秋	動物	いなご	七番日記	文政1	545
15979	螽<々>がとぶぞ世がよい～と	いなむしが　とぶぞよが　よいよいと	4秋	動物	いなご	八番日記	文政3	545
15980	御祝義に螽とぶ也地走砂	ごしゅうぎに　いなごとぶなり　ちそうずな	4秋	動物	いなご	八番日記	文政3	545