一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17021	狗も腹つゞみうつ稲の花	えのころも　はらつづみうつ　いねのはな	4秋	植物	稲	梅塵八番		578	異
17022	常留主の堂の小溝に稲穂哉	じょうるすの　どうのこみぞに　いなほかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政3	578
17023	常留主の堂を小楯に稲穂哉	じょうるすの　どうのこだてに　いなほかな	4秋	植物	稲	梅塵八番		578	異
17024	十筋程犬に背せる稲穂哉	とすぢほど　いぬにおわせる　いなほかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政3	578
17025	刀禰川や稲から出て稲に入る	とねがわや　いねからいでて　いねにいる	4秋	植物	稲	八番日記	文政3	579
17026	二三本涼しき足や稲の花	にさんぼん　すずしきあしや　いねのはな	4秋	植物	稲	八番日記	文政3	579
17027	寝聳て門田の稲の花見哉	ねそべつて　かどたのいねの　はなみかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政3	579
17028	あながち（に）たてをもつかぬ岡穂哉	あながちに　たてをもつかぬ　おかぼかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17029	畔行（の）四点二点ぞ稲の花	あぜゆきの　してんにてんぞ　いねのはな	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17030	畔行や四点二点の稲の花	あぜゆきや　してんにてんの　いねのはな	4秋	植物	稲	梅塵八番		579	異
17031	一斉にそよぐ畠の稲穂哉	いっせいに　そよぐはたけの　いなほかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17032	御祝義を犬にも負す刈穂哉	ごしゅうぎを　いぬにもおわす　かりほかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17033	御祝儀と犬にも負す刈穂哉	ごしゅうぎと　いぬにもおわす　かりほかな	4秋	植物	稲	梅塵八番		579	異
17034	藪原やてく～とした稲一穂	やぶはらや　てくてくとした　いねかずほ	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17035	夕やけと背（中）合せの岡穂かな	ゆうやけと　せなかあわせの　おかぼかな	4秋	植物	稲	八番日記	文政4	579
17036	生役にわざと拾んをち穂哉	いきやくに　わざとひろわん　おちぼかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17037	草花と握り添へたるいな穂哉	くさばなと　にぎりそえたる　いなほかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17038	子どもらが犬に負せる稲穂哉	こどもらが　いぬにおわせる　いなほかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17039	旅人が藪にはさみし稲穂哉	たびびとが　やぶにはさみし　いなほかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17040	半分は汗の玉かよ稲の露	はんぶんは　あせのたまかよ　いねのつゆ	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579