一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17041	あらましは汗の玉かよ稲の露	あらましは　あせのたまかよ　いねのつゆ	4秋	植物	稲	だん袋		579	異
17042	半分は人の油か稲の露	はんぶんは　ひとのあぶらか　いねのつゆ	4秋	植物	稲	真蹟		579
17043	わせのかや東上総のばか一里	わせのかや　ひがしかずさの　ばかいちり	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17044	早稲の香や夜さりも見ゆる雲の峰	わせのかや　よさりもみゆる　くものみね	4秋	植物	稲	文政句帖	文政5	579
17045	神風や畠の稲（の）五六尺	かみかぜや　はたけのいねの　ごろくしゃく	4秋	植物	稲	文政句帖	文政6	579
17046	神風や畠の稲穂そよぐ也	かみかぜや　はたけのいなほ　そよぐなり	4秋	植物	稲	文政句帖	文政6	579
17047	実なし穂や虫よけの札所～に立	みなしほや　むしよけのふだ　しょしょにたつ	4秋	植物	稲	文政句帖	文政6	579
17048	虫よけの札迄かけて秕かな	むしよけの　ふだまでかけて　しいなかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政6	579
17049	稲のほや天地天王袖の上	いねのほや　てんちてんのう　そでのうえ	4秋	植物	稲	文政句帖	文政7	579
17050	御駕より御声のかゝるおち穂哉	おかごより　おこえのかかる　おちほかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政7	579
17051	草原にてくゝ一ッいな穂哉	くさはらに　てくてくひとつ　いなほかな	4秋	植物	稲	文政句帖	文政7	579
17052	御出世のしめさすいなほすへいづこ	ごしゅっせの　しめさすいなほ　すえいずこ	4秋	植物	稲	真蹟		579
17053	ことし米我等が小菜も青みけり	ことしまい　われらがおなも　あおみけり	4秋	植物	稲	発句鈔追加		579
17054	わせわらや猫から先へ安堵顔	わせわらや　ねこからさきへ　あんどがお	4秋	植物	新わら（早稲わら）	文化五六句記	文化5	579
17055	新わらにふはり～と寝楽哉	しんわらに　ふわりふわりと　ねらくかな	4秋	植物	新わら（早稲わら）	七番日記	文政1	579
17056	何をあてに山田のひつぢ穂にいづる	なにをあてに　やまだのひつじ　ほにいずる	4秋	植物	?	文政句帖	文政7	580
17057	ひつぢ田や青みにうつる薄氷	ひつじたや　あおみにうつる　うすごおり	4秋	植物	?	文政句帖	文政7	580
17058	ひつぢ穂（の）そよ～五尺ゆたかかな	ひつじほの　そよそよごしゃく　ゆたかかな	4秋	植物	?	文政句帖	文政7	580
17059	いやな風穂のない黍のによき～と	いやなかぜ　ほのないきびの　にょきにょきと	4秋	植物	黍	七番日記	文化14	580
17060	二番のむつくり見ゆるたばこ哉	ふたばんの　むっくりみゆる　たばこかな	4秋	植物	煙草	享和句帖	享和3	580